伝説のアイバニーズ・アートウッド・シリーズ初期の上位機種AW-90の美品ビンテージが入荷です!!
数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも特に高品質で稀少性が高く、且つ探しているファンの多いアイバニーズのアートウッド・シリーズ。オール単板ボディーと出来るだけ化学製品を排除したウッディーな造形で人気を博した昭和の伝説的なシリーズです!今回入荷は、第一期と呼ばれる70年代後半にに作られたAW-90。初期アートウッド・シリーズ中ではダントツの人気を誇る逸品です!
エゾ松単板TOP、インディアン・ローズウッド単板SIDE&BACK、アフリカン・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.1mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。ローズウッドやフクラシバで縁取られたバインディングやローズウッドを0.5mmまで削り込んで作られたアンダー・フィニッシュのピックガードなど、しっとりと落ち着いた佇まいになっていて、如何にも木工芸術品の装い。この時期の最上位機種AW-100は3ピース・バックのD-35スタイルでしたが、やはり初期アートウッド・シリーズに於いてはこのAW-90とマホ・ボディーのAW-70が人気ですね!
サウンドは余裕のあるローに芯の太いミドル、ソリッドで艶のあるハイなどが絡み合い、力強いサウンドを響かせます!このモデル、仕様的にはスキャロップ・ブレーシングですが、かなり浅めのスキャロップですので、スキャロップ・ブレーシングの音の広がり感はありつつも、野太く基音の太いサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、トルクの強いパワフルで塊感のあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば芯のしっかりした分離の良いサウンドが得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルOKのオールマイティーなサウンドをお楽しみ頂けます!
楽器のコンディションは、小キズこそ散見出来ますが、遠目にもド派手に目立つキズは無く、年式から考えれば非常に綺麗なコンディションを維持しています!ボディー・トップには小さな打痕や弾きキズ、いくらかの擦り傷等ありますが、年代物として見て気になる程のキズは無いかと思います。バックにも相応のバックルキズがありますが、ほとんどが光の反射で見れば分かる程度の浅いキズばかりですので、まず気になるレベルでは無いでしょう。木製のPGの上の塗装はうすぼんやりと白濁傾向にありますが、このアートウッド・シリーズの木製PGは大なり小なりこの傾向が見られます。ブリッジピンはオリジナルの柘植のピンが維持されていますが、エンドピンはエンドピン・ジャックになっています。現在PUは外されていて、エンドピン・ジャックはダミーになっています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは1、2弦にやや減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
元々なかなか出てこないアートウッド・シリーズ。しかも第一期の上位機種となると更にレアな稀少な逸品です!
ケースは妙に豪華なビニール・レザー貼りのライト・ケースが付属していますが、ファスナー脇に少しほつれがあります。持ち運びや開け閉めには何ら問題ありません。
SN:90911158