GUILD CV-1C PU無し 2006年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

タコマ工場製コンテンポラリー・シリーズCV-1C!!ピックアップを外してしまっているため、格安の1本です!!

マーチン、ギブソンと並びアメリカの三大アコースティック・ギター・メーカーとして名高いギルド。最近の若者にとってはアメリカ三大ブランドと言えば、マーチン、ギブソン、テイラーとなってしまうんでしょうが、ある程度のおじさんにとってはやっぱりギルドも外せませんよね(笑)!90年代のフェンダー社の買収から生産拠点をあちこちに移し、フェンダー・コロナ工場からタコマやオベーション、ニューハートフォードと生産拠点を転々としたギルドですが、現在はレン・ファーガソン指揮の元、南カリフォルニアで新しい工場を建設し、生産が続けられています。今回入荷はタコマで生産されていた頃の1本。タコマ・ギルド時代は、伝統のギルド・スタイルとタコマが得意としたコンテンポラリーなスタイルが融合し、他の時代には無い様々なモデルが生み出された時代です。今回入荷の1本もそんな背景から生まれたフィンガーピッカーをターゲットにしたスタイリッシュな1本です!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、マダガスカル・ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測45.2mmナット、25.5インチ・スケールのF-40スタイル・フローレンタイン・カッタウェイ・ボディー。スタイリッシュなカッタウェイ・ボディーにマダガスカル・ローズウッドのサウンドホール・ロゼッタなど、いかにも現代風なスタイル。そして元々はD-TARのピックアップがデフォルトでインストールされていましたが、生音を重視したのか?現在はPU自体は取り外されています。しかしバッテリー・ロック・システムのエンドピンはかなり厳つく、ここまで外してしまうと大きな穴が開いてしまうので、エンドピン・ジャック部分はそのまま残されています。その為、このエンドピン・システムのお陰で全体重量は往年のウエスタリー工場製のギルド並みか、それ以上の重さになっています(笑)。

サウンドはパンチの効いたローズウッド・サウンド!エンドピン・システムの重さが生音にも少し影響しているようで、思いの外芯の太いサウンドになっています。ゴンッと重量感のある低音に、リバーブ感たっぷりな中域、コリンと粒立ちの良い高音などが混じり合い、適度なサスティーンを伴ったバランスの良いサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、しっかりとした低音ながら全体的にはレスポンスの良い爽やかなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても、しっかりと芯の太いベース・パートに音の分離の良い中高域が絡み、バランス良く発音される艶やかでリバーブ感たっぷりなサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、上記の通りPUが外されていて、エンドピン・システムだけが残っています。このエンドピン、かなり特殊なので、、「じゃぁ他のPUを入れるか」という事になってもこのエンドピン・ジャックは使えないと思います。なので、PUは必要無いという方限定になってしまいますが、、。キズの類はポツポツと小さな打痕や擦り傷が散見出来る程度で、年式の割にはまずまず綺麗な方かと思います。タコマ製あるあるの塗膜の剥離も無く、塗装状態も良い状態を保っています。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは2弦を中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。

生産期間も恐らく2年弱しかなかったレア・モデル。人の持っていない個性的なギターをお探しの方に是非オススメの1本です!

新品時定価¥360.000+税

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:TJ320018