激レア中の激レア！！94年のギターズ・オブ・ザ・マンスのOM-40LEのサンバースト・フィニッシュが入荷しました！！

1984年より始まったマーチンのGuitars of The Month。毎年限定モデルを発表し、多くの話題を集める名物シリーズです。かの000-42ECやD-18Golden Era、D-45CFM Brazilianなどなど多くの名器を生み出してきたギターズ・オブ・ザ・マンス。今回入荷は94年の限定モデルOM-40 LE SB。94年のギターズ・オブ・ザ・マンスはあのジーン・オートリー・シグネイチャーが発表され、そのド派手なルックスと高価なプライスで大きな話題となりましたが、その陰に隠れてこんな名器も誕生していたんですね！

ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測44.6ｍｍナット、25.4インチ・スケールのオーケストラ・モデル。ネック・シェイプはＶシェイプで、後のクラプトン・モデルやビンテージ・シリーズのOMの元になるようなスペック。限定モデルならではの豪華なスペックも盛りだくさんで、ロゴはマザー・オブ・パールのパール・ロゴ、エボニーのペグ・ボタンにはスノウフレイクス・インレイが入り42スタイルのスノウフレイクス＆スロッティッド・スクウェアのポジション・マーク、更にボディー・トップにはソリッド・アバロンによるボディー・トリムとロゼッタが燦然と輝いているのですが、、何とアバロン・トリム＆ロゼッタは2重巻きという豪華さ！歴代のマーチンのモデルの中でもアバロン2重巻きはそうそう無いと思います。しかも94年製という事で使われているアバロンもまだソリッド・アバロンが使われていますので、実際に見た時のギラギラ感は凄いです（笑）。このOM-40LE、トータルで90本が製作されましたが、サンバースト・フィニッシュはそのうちの29本、更にその29本の内、海外輸出されたのはたったの9本のみですから、このモデルの稀少性、貴重性が窺い知れると思います！

サウンドもマーチンらしい華やかで美しい弾力性も感じられる極上サウンドです！OMボディーらしいレスポンスの良いローに、マーチンならではのゆったりとした奥行きと弾力性のあるミドル、貝巻きモデル特有の煌びやかな倍音を伴ったスズ鳴り感たっぷりなハイなどが混然一体となり、優美で美しい、且つ耳当たりの優しい癒しのサウンドを奏でます。フラットピックで掻き鳴らせば、ロング・スケールならではの張りのあるボリューム感満点のダイナミックなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば、レスポンスが良くキラキラと輝くような美しくふくよかなサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでマーチンの高級機種ならではのエレガントなサウンドをお楽しみ頂けます！

楽器のコンディションは、ちょこちょこと小キズは散見出来ますが、年式から考えるとキズの類も少なく、かなりの美品コンディションと言えるでしょう！ボディー・トップには1ｍｍ～数ミリくらいの小さいポチキズが数個見つかりますが、そんなに派手に目立つキズはありませんので、充分許容範囲かと思います。また、短いウェザーチェックが数本確認出来ますが、6弦側の膨らみ部のウェザーチェックは見る角度によって少し白っぽく見えるので、むしろこちらの方が目立つかと思います。SIDE&BACKからネック、ヘッドに掛けては気になるようなキズも無く、非常に綺麗な状態を維持しています。マーチンあるあるのセル・バインディングの縮みは、バック側のセルが縮み、ネック・ヒール下に1ｍｍ弱の隙間が出来ていますが、こればかりはマーチン・ギターの経年変化として致し方ない部分かと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側1.9ｍｍ程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは一度リフレットされているようで、ローフレットに微かに減りが見られる程度で、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

あまりに稀少すぎてこのモデルを探していたという方は居ないかもしれませんが、、ギターズ・オブ・ザ・マンスのコレクターの方はもとより、上質なマーチン・ギターをお探しの方にも強力プッシュの千載一遇の逸品です！

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:545028