TACOMA C1C 2004年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

タコマ・ギターを一躍有名にしたチーフ・シリーズの人気モデル、C1C!!弾きキズが多めの為、格安の1本です!!

最近では市場への流通量がめっきりと減ってしまったタコマ・ギターのC1Cが入荷しました!タコマ・ギターは1997年から生産を開始し、その斬新なアイディアとデザインで2000年代に掛けて流行し、日本でもCharなどの使用で人気のブランドとなりました。その後2004年にはフェンダー社に買収され、数年後にはタコマ・ブランドでの生産は終了、オベーションのOEM生産工場としてギターの生産は続けられていましたが、数年前についに工場閉鎖となり、姿を消してしまった悲運のブランドです。今回入荷はそんなタコマ・ギター人気を決定付けた一番人気のチーフ・シリーズのC1Cが入荷しました!

ソリッド・シダーTOP、ソリッド・マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測44.4mmナット、25.5インチ・スケールの15.25インチ・ボディー。ボディー幅は約387mmとマーチンで言うところの000サイズよりも僅かにワイドなボディーですが、ボディー厚は9cm弱と薄胴なので、抱えた感じは000か、それよりもコンパクトな感じがします。ネック幅は44.4mmとややワイドですが、ネック厚は薄めで、弾き心地はかなり細く感じられ、プレイヤビリティーはバツグンです。

サウンドはチーフ・シリーズ特有の簡素化されたブレーシング構造に因り、他ではあまり記憶にない独特なサウンドです。シダー・トップの優し目な音の立ち上がりに、マホガニー・ボディーのすっきりとした爽やかなサスティーンが加わり、軽やかで透明感のある美しい音色を奏でます。ブレーシング構造故にフラットピックでガシガシとハード・ストロークすると、やや音が潰れる感じがありますが、普通にストロークする分には充分な音圧で爽やかなサウンドを響かせますので、歌モノの演奏にも充分に使えます。フィンガーで爪弾いた時の優しく深みのあるサウンドは秀逸で、弾き手自身がうっとりとするような癒しのサウンドをご堪能頂けます!また、こちらのモデルにはデフォルトでアクティブのピエゾPUが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即対応可能です!

楽器のコンディションはしっかりと使い込まれてきた事が窺える貫禄のルックス!前オーナーの方は長年ライブギアとして愛用されてきたそうで、ボディー・トップには無数のピッキングキズがあります。とは言え塗装がマット・フィニッシュなので、そんなに派手に目立ちませんし、かえってカッコいいルックスに感じるのは私だけでしょうか?その他にも小キズが散見出来ますので、決して極美品とは言えませんが、タコマ特有の塗膜の浮きも無く、全体的には極自然な佇まいです。また、指摘されても判らないかと思いますが、ボディー・エンドのエンドピン横の6弦側に3cmほどのヘアライン・クラックを修理した箇所があります。こちらは当店入荷後に修理をしたので、修理跡と分かりますが、表面上はぴったり木も閉じていて段差もありませんので、言われても何処だか分からないくらいに綺麗に修理されています。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。ネックは厳密に言うといくらか順反り気味にセッティングされていますが、現状のセッティングがベストなバランスのようです。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットにちょんちょんと弦の跡が確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。

最近ではほとんど市場に出回らなくなった人気モデルです!

ケースは結構立派なプロヴィデンスのギグ・ケースが付属しています。

SN:H3425060