Randy Lucas LD-28/Jacaranda 2000年製
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値下げしました!¥898.000→¥792.000!!今となっては非常に稀少なアメリカン・ルシアー、ランディー・ルーカス氏に因るハカランダ・モデル!!

ランディー・ルーカスは1988年にLucas Custom Instrumentsを設立し、ブルーグラッサーを中心に評判を呼んだアメリカのギター・ルシアーです。プリ・ウォー・マーチンを現代の技術と感性でレプリカするルシアーとして、本国アメリカでは非常に評価の高いルシアーですが、元々製作できる本数に限りが有り、日本へ入ってくる事は滅多に無い幻のギター・ルシアーです。そして現在では著名なギター・ルシアーに材を提供するサプライヤーになっているようで、ギター製作はしていないようです。今回はそんなルーカスの美品中古が奇跡的に入荷しました!!

アディロンダック・スプルースTOP、ハカランダSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジのいわゆるプリ・ウォーD-28タイプ。ナット幅は実測45mmでしっかりとしたグリップ感のあるネック形状です。ブレーシングも勿論アディロンダック・スプルースのフォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング。ヘッドにはロゴが入らず、12フレットにLucasのインレイを入れるなど、デザイン的にも非常に美しい仕上がりのギターです!

サウンドはパワフルでブライトなサウンドながら、マーチンっぽい音のしなり感、奥行きも感じられる立体的なサウンド!バウンバウンと腹にくる力強い中低域に、コシがあり、煌びやかな高音がブレンドされ、みっしりと身が詰まったリッチなサウンドをご堪能頂けます。フラットピックで搔き鳴らせば、ハカランダらしいパワフルで存在感のあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても、芯のしっかり有る、煌びやかで艶やかなサウンドが得られますので、ジャンルやプレイ・スタイルを選ばずお使い頂けるサウンドかと思います!

楽器のコンディションはキズの類は少なく非常に綺麗な状態ですが、残念ながらクラック・リペアーがいくつか有ります。全てバック板ですが、センターから少し1弦よりのボディーエンド部から上に10cmほどのクラック・リペアーが1本、同じく1弦寄りの真ん中あたりに5cmのものが1本、ボディー・バックの両サイドには杢目に沿って出来た2cm~5cmくらいのクラックがそれぞれ3本づつ確認出来ます。いずれのクラックも丁寧に修理され、内側からは補強のクリートが打たれていますので、強度的な問題は有りません。これらのクラックは経年で入った訳では無く、新品製作時にクラックが入ったハカランダ材をルーカス自身がリペアーして完成させたようです。また、ネック・ヒール部にストラップ・ピンが打たれていますが、ネジ位置を起点に2~3cmほど塗装のクラックが入っています。これは表面上のもので、木部にまでは達していませんので、見た目だけの問題です。反対側のヒール・エンド部にも細かいウェザーチェックが確認出来ますが、これはストラップ・ピンとは関係なく、経年で入ったようです。指板とネックの境目にも、木の収縮率の違いにより塗装クラックが発生している箇所が少し有ります。キズとしてはヘッド・トップの4弦のペグ・ポスト脇に1か所だけゴチッとぶつけたキズが有ります。光にかざしてよく見ると、ブリッジ下に弦のボール・エンドをぶつけたようなポチポチっとしたキズが発見出来ます。その他にはボディー・トップに米粒大にも満たない数ミリの浅い打痕がいくつか見つかる程度で、トータルで判断すれば年式の割には相当綺麗な状態を維持しています。

ギターとしてのコンディションは非常に良く、TOPの膨らみも無くネックの状態も良好です。現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5m、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕が有りますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りもほとんど無く、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

お金さえ出せばいつでも買えるというような代物では無い幻のルシアーの逸品!一度お試し頂ければ、その完成度の高さに納得間違いなしの素晴らしいギターです!

ハード・ケース付き

SN:048