Epiphone FT-30 Caballero 1966年製
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エピフォン版LG-0、キャバレロ!!オール・マホのブルージー・サウンドが魅力のモデルです!! 

エピフォン・アコースティックの中でも比較的安価に買えるビンテージ・ギターとして非常に人気の高いFT-30 Caballero。魅力的なプライス・ゾーンばかりではなく、オール・マホ・ボディーならではの泥臭くブルージーなサウンドも魅力のモデルです!

マホガニーTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板、ウッド・ブリッジ(リプレイス)、実測40mmナット、24.75インチ・スケールの14 1/8スモール・ボディー。同年代のギブソンLG-0と全く同じ作りで、ヘッド形状のみエピフォン・オリジナルのヘッド・シェイプになっています。

サウンドはマホ・ボディーらしい、いなたく泥臭いサウンド!LG-1やコルテツに比べ、音の立ち上がりは丸めながら、反応良く音が立ち上がり、短めのサスティーンを伴ってカランコロンと心地よいサウンドを響かせます。サスティーンが長い訳でもなく、音量も爆音という訳ではありませんので、決して高級なサウンドとは言えませんが、この手のギターのみが持つチープで可愛いサウンドは嵌まりだすと嵌まります。フラットピックで掻き鳴らせば、サスティーンの短い歯切れの良いカッティング・トーンが得られますし、フィンガーで爪弾けばオール・マホ・ボディーのいなたさが前面に出てきて、枯れたブルージーなサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、年式なりのキズや経年感、ウェザーチェックや修理歴などありますが、この年式から考えればまぁまぁ普通のコンディションかと思います。全体的にびっしりとウェザーチェックが入り貫禄の佇まいです。オリジナルのプラ・ブリッジは長年の使用で割れてしまったのでしょう、現在はウッド・ブリッジにリプレイスされています。マホ・トップの宿命、トップの膨らみはブリッジ下にそこそこの膨らみが確認出来ます。ブリッジも結構厚めのブリッジなので、ネックを僅かに逆反らせる事で、プレイヤビリティーと弦高のバランスが取られています。66~67年のみのネジ止めPGのネジが1本無くなっていますが、まぁこのネジは飾りみたいなもんなんで、特に影響はありませんね。またこの年代の厄介な所がセル・バインディングの崩壊です。こちらの個体も所々崩壊したようで、新たなセルが足されている箇所が何か所かあります。オリジナルで残っているセル・バインディングの方には樹脂か何かを染み込ませて崩壊を防いでいるようなので、今後お使い頂くにはこの状態を維持していけるものと思われます。ペグは付け替えたような跡が見えますが、現在付いているペグがオリジナルじゃないかと思います。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕があります。フレットは全体的に減りが見られますが、まだ当分リフレットの心配は無いでしょう。

最近ではチャイナ製のリイシューも出ているようですが、、、弾いてみればその差は歴然!リアル・ビンテージ・サウンドを存分にご堪能下さい!

ケースもかなりやれていますが、オリジナルのグレーのチップボード・ケースが付属しています。

SN:843017