人気の旧代理店時代のJ-200リイシュー!!出玉の少ない稀少モデルの入荷です!!
マーチンD-45と共にキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・アコースティック・ギターのトップ・モデルとして君臨し続けるJ-200。1937年に当時の人気カウボーイ・スター、レイ・ウィットリーの為に作られたこのジャンボ・ボディーは、その華やかな装飾と、圧倒的なボディー・サイズで存在感を誇示します。その後もエルビス・プレスリーやブルース・スプリングスティーン、忌野清志郎などなど、多くの大物ミュージシャンに愛され、いつの時代もギブソンを象徴する憧れのギターとしてその存在感を遺憾なく発揮してきました!今回入荷は99年製の個体。当時のギブソンの日本での代理店だった山野楽器さんが、こだわり屋の日本人向けにオーダーしていた日本限定のリイシューです。それまでのJ-200よりも更にビンテージのJ-200を正確にリイシューしたモデルとして大変人気のあったモデルです!
スプルースTOP、フレイム・メイプルSIDE&BACK、メイプル/ローズウッド3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測44mmナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。ペグはクルーソン・タイプのキーストーン・プラツマミ、ブリッジのサドル周りのパール・インレイもピンの前後に4箇所、PGの柄もよりビンテージっぽく見せるために少し黄ばんだ感じが表現された、細かいけれど確かに違う、山野楽器さんならではの痒いところに手が届いたスペック!ボディーやネックのカーリー・メイプルも近年のレギュラー・モデルではなかなかお目に掛かれないような豪快な杢の出たメイプルが使われていて、より一層重厚な存在感をアピールします!
サウンドはメイプルらしい煌びやかさと、ジャンボ・ボディーならではのド迫力のサウンドが融合したJ-200らしいパワフル・サウンド!バウンバウンと弾むような低音にギブソンらしいややコンプの効いたような中域、コリッと粒立ちが良く艶のある高音が混然一体となり、このモデルでしか味わえないパワフル且つブライトなメイプル・サウンドをご堪能頂けます。フラットピックで掻き鳴らせば、腹に響いてくるようなジャンボ・サイズならではの音圧感のあるド迫力サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもメイプルらしいコリッと粒立ちの良いサウンドにスキャロップ・ブレーシングならではのクリアーで伸びのあるサスティーンが加わり、音の分離の良い透明感のあるサウンドを奏でます!
楽器のコンディションは、年式なりの小キズや使用感、ちょっとした補修歴などありますが、弾く為の楽器としてはバッチリと調整されたナイスなコンディションです!ボディー・トップにはコツコツと小さな打痕が散見出来、PG脇やPG下の打痕は塗装がチップしてやや目立ちますが、、ある程度使い込まれてきた楽器として見ればそんなには気にならないかと思います。その他にも上品なウェザーチェックや、バックにはちょっとした擦り傷等も散見出来ますが、25年以上経過した楽器として見て、取り立てて大騒ぎするほどのキズは無いかと思います。J-200の象徴的なフラワー・モチーフのPGはサウンドホール近くのフラワー・スタンプがやや消えかけていますが、、まぁ雰囲気は保ってますね。補修歴としては、ネックの10フレット裏辺りにスタンド負けをタッチアップした跡があります。当然見ればそれと判りますが、黒くタッチアップされていてスタンド負けを放置しているよりは目立ちませんし、表面上もほぼフラットになっているので、演奏上も気になるような事は無いかと思います。また、3ピース・ネックの宿命、木材の縮み具合に因る段差はナット裏辺りにウェザーチェックとして表れていますが、演奏上はあまり触れない箇所ですし、一般的な段差程酷くはないので、こちらも目印程度でしょう。1フレット以降のネックは段差も無く手触りも非常にスムーズです。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットにいくらか減りはあるものの、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。
見た目もサウンドも貫禄充分のキング・オブ・フラットトップJ-200!旧代理店時代の個体をお探しだった方はお見逃しなく!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:90239010