GIBSON 1962 J-50 1996年製
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  • 配送期間:1-3日1

ザックザクのキラー・サウンド!!人気の旧代理店オーダー・モデルのJ-50バージョンが入荷しました!!

J-50はJ-45のナチュラル・フィニッシュ・バージョンとして1942年に発表され、1947年頃から本格的な生産が始まります。J-45と並んで多くのミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数多くの名盤に残してきたギブソンを代表するもう一つの顔です。J-45同様、その時々の流行り廃りに合わせて様々なマイナー・チェンジが行われてきたJ-50。それぞれの時代のそれぞれのスぺックから成るサウンドにはそれぞれの魅力があり、一つのモデルとして括るには難しいバラエティーに富んだサウンドがあります。今回入荷はギブソンの日本での旧代理店を務めていた山野楽器さんが日本向けにのみ作らせていた1962J-50。90年代前半までギブソン社から発売されていたJ-45や50は、スモール・ガードなのにダブル・リングだったり、バナー・ヘッドだったりと、J-45の歴史の中のスペックがごちゃ混ぜで、何年頃のリイシュー的な感覚がありませんでした。そこでこだわり屋の日本人向けに作らせたのがこの1962J-50です。因みにこちらの個体のインナー・ラベルは1962 J-50となっていますが、同じものでも時期によって1963だったり1962だったりします(笑)。このモデルが現在のギブソンの数々のモデルに与えた影響は大きく、ギブソン社自身が多くのリイシューを忠実に作るようになった原点でもあります!1962J-45や1963J-45は今でもちょこちょこ中古市場で見かけますが、J-50バージョンとなると滅多にお目に掛かることの無い超稀少な1本かと思います!

シトカ・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.5mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。プラ・ツマミ・クルーソン・タイプ・ペグに2リング&ラージ・ガードのテッパンのルックス!2リングって事はどちらかと言えば1963J-50の方が正しいネーミングになりますが、、まぁその辺は本格的なリイシュー創成期のご愛敬ですね(笑)。ネックは現行のリイシューより気持ち幅が狭く、気持ち肉厚気味な、こちらも万人に弾き易いネック・グリップかと思います!

サウンドはゴキゲンなギブソン・サウンド!ザクザクと気持ちよく鳴ってくれます。バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-50サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでゴキゲンなJ-50サウンドをお楽しみ頂けます!

楽器のコンディションは年式なりの小キズや使用感、経年感などありますが、如何にもギブソンらしい渋いルックスになっていて貫禄充分です!まず一番目立つキズとしては、ボディー・トップの1弦側膨らみ部辺りに1cm×5cmくらいの範囲でラッカーがチップしている箇所があります。サイドからの圧力で塗装がチップしたのか?ウェザーチェックが入っていく過程でチップしたのか?原因は不明ですが、塗装がチップした箇所はタイト・ボンドでしっかり止められていますので、今後ここからペリペリと塗装が剥がれてくる事はありません。その他は全体的にびっしりと上品なウェザーチェックが入っていますが、キズの類はほとんど見当たらず、年式から考えるとかなり良い状態と言えるかと思います。ネック・ヒール部にはストラップピンの穴を埋めた跡がありますが、ネック自体はウェザーチェックも無く、演奏性は非常にスムーズです。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8~9割程度の高さが残っています。

箱全体で鳴る爆鳴りのキラー個体!マジでこのラベルのJ-50ってほとんど無いと思いますので、旧代理店時代のギブソンをお探しだった方は是非お見逃しなく!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:92096015