ギブソン・ギターの王道中の王道!!がっつり弾き込まれ渋い顔付きになった1950’s J-45が入荷しました!!
1942年に生産が開始されて以来、いつの時代も数多のミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数々の名盤に残してきたギブソンを代表する人気モデルJ-45。その長い歴史の中で数々のマイナーチェンジを繰り返しながら、今なおギブソンの顔として人気の衰えないJ-45ですが、それぞれの年代、それぞれのスペックに色んな魅力があるからこそのご長寿モデルと言えるでしょう。今回入荷は2020年に作られた50's J-45 Original。ちょっとした修理歴等あるものの、王道のルックスとサウンドの逸品です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.8mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。50年代スタイルという事で、サウンドホール・リングはワン・リング。ネック・グリップも同時に発売された60’sよりも少し厚めで、握った感じもいかにも50年代風なラウンド・ネックが手に馴染みます。60’sの方はアジャスタブル・ブリッジ仕様なので、よりシャカシャカとしたギブソン・サウンドが楽しめますが、こちらの50’sは固定サドル&太めのネックでパンチの効いた王道の45サウンドをお楽しみ頂けます!
サウンドはザクザクと豪快に鳴るギブソンらしいワイルドでパンチの効いたサウンド!バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-45サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでギブソンならではのJ-45サウンドをお楽しみ頂けます!そしてこちらのモデルにはデフォルトでL.R.BaggsのエレメントVTCが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即戦力です!
楽器のコンディションはちょこちょこと小キズが散見出来、ちょっとした改造歴や修理歴があります。まず改造箇所としては、オリジナルのPGから60年代っぽい墨流し風のPGに交換されています。50’sという観点からするとちょっと違いますが(笑)、いかにも60年代風な顔付きになっていてカッコいいですよね。修理歴としては、ボディー・トップのセンター・シーム部のエンド部付近にゴツンとぶつけた打痕があり、丁度木と木の接ぎ部に当たったようで、エンド部から8cmほど接ぎ部が剥がれて再接着されています。指摘されれば修理箇所が少し黒っぽい筋に見えますのでそれと分かりますが、ぱっと見にはサンバーストの具合に隠れてそんなに気にはならないかと思います。ボディー内部からは補強のクリートは打たれていませんが、がっちり接着されていますので、今後お使い頂くにも不安は無いでしょう。キズとしては、相当激しくピッキングしていたようで、1弦側サウンドホール脇が少し削れ、6弦側にもヒゲ状のピッキング跡が盛大に付いています。が、ギブソンってこの手のキズが似合うので、これはこれで貫禄ある佇まいになっているとも言えなくもない的な、、(笑)。その他にも小さな打痕が散見出来、ボディー・バックの1弦側膨らみ部辺りにはには1cmくらいの線状に塗装がチップした箇所なんかもありますので、決して新品同様とは言えない状態ですが、しっかり弾き込まれてきた中古品として見れば、まぁまぁ普通のコンディションかと思います。
ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側2.0mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは2弦を中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
新品ギブソンの高騰により諦めかけていた方にもオススメの超テッパン人気モデルです!何といってもこのルックス、堪らないですよね!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:23180081