GIBSON Hummingbird 1968年製
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ちょっとベアクロウ気味なトップが個性的な、ジャリザクなアジャスタブル・サウンドが魅力の68年製ハミングバード!!

1960年に販売が開始されて以来、J-45と並びギブソンを代表するアコースティック・ギターとして人気を博しているハミングバード。ハチドリが描かれたピックガードの印象が強烈で、最もギブソンらしいルックスを持つ人気モデルです!今回入荷は68年製の1本。ナロー・ネック&アジャスタブル・ブリッジの60年代ギブソンを代表するサウンドをお楽しみいただけます!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、牛骨製アジャスタブル・サドル(リプレイス)、実測39.9mmナロー・ネック、25.5インチ・スケールの16インチ・スクウェア・ショルダー。ハミングバードは65年にスケールが24.75インチから25.5インチに変更されますが、ロング・スケールの方がテンション感のあるサウンドが得られる為、60年代後半のハミングバードの方が好きというファンも多いですね!

サウンドはこの年式特有のコンプの効いたようなザクザクのアジャスタブル・サウンド!アジャスタブル・サドルのチャリッとした音の立ち上がりと、ナロー・ネックならではの短めのサスティーンが相まって、この年代でしか味わえない、最もクセの強いギブソン・サウンドをご堪能頂けます。フラットピックで掻き鳴らせば、ザクザクとした切れのあるカッティング・トーンが得られますし、フィンガーで爪弾いてもサスティーンは短めながら、艶のあるプリッとしたサウンドが得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでこの年代特有のクセの強いギブソン・サウンドをお楽しみ頂けます!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感や修理歴などあります。まず修理歴としてはボディー・トップの6弦側肩部に5cmほどのクラック修理跡があります。ボディー内部からは補強のクリートは打たれていませんが、がっちり接着され、強度的な心配は無さそうです。そのクラックの延長線上のバインディングに割れが入り、サイド材の肩部までキズは達していますが、この時代のサイド材は合板なので、サイドの方は表面上のキズのみです。また、ぱっと見気付きませんが、トップの膨らみ部、弾く時に丁度腕で隠れる辺りに1cm×1cm、1cm×2cmほどの木部の継ぎ足しがあります。恐らく横からの力でここの木がチップしてしまったのでしょうね。指摘されればそれと分かりますが、意外に綺麗に修理されていて、ぱっと見はそんなに気にならないかと思います。その木の継ぎ足した箇所の上辺りにも5cm程のクラック・リペアーがありますが、こちらもトップのエキゾチックなベアクロウ気味の杢目に隠れてそんなに気にならないかと思います。ブリッジも一度剥がれて再接着されたような跡が確認出来ます。その他にもキズはそれなりにあり、全体的にびっしりとウェザーチェックが入っていますので、決して美品ビンテージとは言えませんが、ビンテージの貫禄とオーラはプンプンかと思います。ペグは近年物のクルーソンに交換されています。が、それなりにビンテージ感が出ていて違和感はありません。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度にセッティングしていますが、アジャスタブル・サドルはまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットは太めのフレットに交換されていて、気になるような凹みも無く、まだ充分な高さが残っています。

ギブソンは全体的に高騰の一途を辿っていますが、、、このお値段で本物のビンテージ・サウンドが手に入ると思うとお買い得な逸品かと思います!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:955654