ぱっと見新品にすら見えるピッカピカの極上ビンテージ!!76年製ハミングバードが入荷です!!
1960年に販売が開始されて以来、J-45と並びギブソンを代表するアコースティック・ギターとして人気を博しているハミングバード。ハチドリが描かれたピックガードの印象が強烈で、最もギブソンらしいルックスを持つ人気モデルです!今回入荷は76年製の個体。弦高も弾くめでプレイヤビリティー抜群、目立つキズもほとんど無い極美品ビンテージです!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、メイプル3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ダブルXブレーシング、実測43.6mmナット、25.5インチ・スケールの16インチ・スクウェア・ショルダー。PGのハチドリの図柄もかなり綺麗に残っていて、チェリー・サンバーストのカラーも発色よく綺麗な状態を保った見た目も美しい個体です!
サウンドはハイからローまでバランスよく音が出ていて、ボリューム感も有るパワフルなサウンド!一般的に70年代ギブソンは音が出ないという認識を持っている方が多いですが、決してそんな事はありません。ダブルXブレーシング構造により、ローがややタイトになり、ギブソン特有の暴れる感が少し大人しくなるため、ギブソン・ファンからは敬遠されがちですが、サウンド・バランスは非常に良く、全体的なまとまりもあり、ボリューム的にも60年代ギブソンと比べても引けを取らないと思います。60年代ギブソンのようなクセの強いサウンドから比べると、少し優等生的なサウンドに感じられると思いますが、これはこれで逆に色んなジャンルに適応出来るオールマイティーなサウンドと言えるでしょう。昔チャボが使っていたハミングバードも、キースが若かった頃弾いていたのも確か70年代ハミングだったと思いますが、、、使ってみると意外に使いやすいサウンドかと思いますよ!フラットピックで掻き鳴らせば、ある程度まとまり感のあるサウンドながら、ギブソンらしい適度に暴れる荒削り感もあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても反応が良くハイからローまでバランスの良い適度なサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、意外にオール・ジャンルOKなマルチなサウンドかと思います!
楽器のコンディションは小キズこそちらほら散見出来ますが、全体的には年式の割に相当綺麗なコンディションを保っています!ボディー・トップにはいくらかのピッキングキズやいくつかのポチキズは見られますが、取り立てて気になるようなキズは無いかと思います。ボディー内部のブリッジ・プレートは長年の使用でピン穴が広がってきたのか、薄いメイプル・プレートで補強されています。SIDE&BACKにはうっすらとした擦り傷程度はありますが、派手なキズは無くとても綺麗な状態を維持しています。ネックからヘッドに掛けてはキズらしいキズも無く非常に綺麗な状態を維持しています。ネック裏は指で撫でると3ピース構造の段差は少し感じますが、こればかりは構造上致し方ないん部分でしょう。ストラップピンの増設も無く、エンドピンもオリジナルを保っています。あ、ブリッジ・ピンはアバロン・ドットのモノに交換されていますが、、オリジナルは木製なので、サウンド的にはかえってこちらの方が良いかと思います。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにはもうほとんど余裕はありませんが、現状でも70’sギブソンとしては上々のプレイヤビリティーかと思います。フレットはローフレットを中心にそこそこ減っていますが、一番減っている箇所でもオリジナルの6割程度の高さが残っていますので、まだしばらくはリフレットの心配も無いでしょう。
70年代ギブソンを弾く前から敬遠されている方も多いかと思いますが、、、弾いてみれば目からウロコの大納得のサウンドですよ!
ケースも貴重なオリジナルのハード・ケースが付属しています!
SN:00164795