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通好みの超レア・モデル！！ローズウッド・ボディーの重厚なサウンドが魅力の76年製ヘリテージが入荷しました！！
あまりビンテージ市場ではお目に掛かれないレア・モデル、76年製のヘリテージが入荷しました！ヘリテージは65年より生産が開始され、82年まで生産された比較的短命なモデルです。初期モデルはハカランダ単板SIDE&BACKだったこのモデルも68年からラミネイトのハカランダに仕様変更され、その後70年代に入るとローズウッド単板に変わります。発売されていた当時はあまり人気が無かったのか？ビンテージ市場ではほとんど見かけないレア・アイテムです！
ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ローズウッドSIDE&BACK、メイプル3ピースNECK、エボニー指板＆ブリッジ、ダブルXブレーシング、実測43.2ｍｍナット、25.5インチ・スケールの16インチ・スクウェア・ショルダー。70年代J-200と同じシェイプのブリッジやヘッド・オーナメント、ブロック・ポジションなどなど、ナチュラル・トップ＆スクウェア・ショルダーとは言えやはりギブソンらしい個性的な顔付きのモデルです！
サウンドはローズウッド・ボディーの密度が高く重厚なサウンドです！一般的に想像するギブソン・サウンドからすると、重厚で落ち着いたサウンドのように感じますが、フラットピックで搔き鳴らせばやはりギブソンらしい荒削り感も感じられます。70年代ギブソンはダブルＸブレーシングになる為、鳴らないと考えている方も多いですが決してそんな事はありません。トップの強度を確保するためにこのブレーシングが採用されていたものと思われますが、ブレーシングは60年代よりも背が低くなっているため、そんなにマイナス要素は感じません。ややタイトでまとまりのあるサウンドになる傾向かと思いますが、ボリューム的には60年代にも全然引けを取らないパワフルなサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせばややエッジがきつめながらローズウッド・ボディーらしい重厚なサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けばD-28系のしっかりとした基音に適度なサスティーンを伴ったサウンドを奏でますので、使ってみると案外使いやすいオール・ジャンルOKなサウンドかと思います！
楽器のコンディションは小キズこそ散見出来るものの、年式から考えると相当綺麗なコンディションを維持しています！このモデルのPGは塗り込みなので、PG内側のラインに沿ってマーチン・クラックのようなクラック修理がありますが、まぁここは致し方ない部分でしょう。裏からは補強のクリートは打たれていませんが、しっかりと接着されているようです。その他はボディー・トップの1弦側膨らみ部辺りに米粒大の打痕があり、バックにも米粒大の打痕が1つ、やや目立つかな～？くらいの感じで、年式から考えれば気にもならないような小キズばかりです。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側1.9ｍｍ程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもう少しだけ余裕があります。フレットは全体的にかなりペタペタな感じですが、元々この時代のフレットはフレットレス・ワンダーと呼ばれる背の低いフレットが使われていますので、普通に演奏する上で違和感はありません。
なかなか見かける事の無いレア・モデル。他人とは違う個性的なギターをお探しの方にもオススメのナイス・サウンドの逸品です！
ケースもオリジナルのハード・ケースが付属しますが、ハンドルが片方壊れてテッパンで補修されています。持ち運びには全く影響ない、、と言うかオリジナル時より強固なハンドルになっているかと思います（笑）。
SN：00161323