ほとんどキズの無い極美品個体!!相変わらず人気の衰えない旧代理店時代のJ-50が入荷しました!!
J-50はJ-45のナチュラル・フィニッシュ・バージョンとして1942年に発表され、1947年頃から本格的な生産が始まります。J-45と並んで多くのミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数多くの名盤に残してきたギブソンを代表するもう一つの顔です。J-45同様、その時々の流行り廃りに合わせて様々なマイナー・チェンジが行われてきたJ-50。それぞれの時代のそれぞれのスぺックから成るサウンドにはそれぞれの魅力があり、一つのモデルとして括るには難しいバラエティーに富んだサウンドがあります。今回入荷は2001製の個体。ギブソン・ファンからは未だに根強い人気を誇る旧代理店時代の1本です!
シトカ・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.4mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。2000年前後のJ-50はギブソン社主体のモノや山野さんオーダーのモノなど色々入り混じっている為、スペックも微妙に違う物が混在しています。ペグは3連だったり独立型だったり、サウンドホール・リングもワン・リングや2リングなど様々です。今回入荷の個体はラージ・ガード&1リング、独立型クルーソン・タイプ・ペグにヘッド裏にシリアル刻印有りのギブソン社主体で生産されたリイシューで、1955年~62年頃までの一番人気の高いルックスを再現したモデルです。ボディー内のインナー・ラベルはホワイトでは無くオレンジのオーバル・ラベルってとこもプチ・ポイントですね!
サウンドはゴキゲンなギブソン・サウンド!ザクザクと気持ちよく鳴ってくれます。バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-50サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでギブソンならではのJ-50サウンドをお楽しみ頂けます!
楽器のコンディションはほとんどキズの無い極美品コンディションです!ぱっと見に目立つようなキズは無く、塗装の艶感なんかも非常に綺麗な状態をキープしています。光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・トップに点々と極小さなキズが散見出来ますが、いずれのキズも小さく浅いモノばかりですので、余程キズに敏感な方でも充分許容して頂ける範囲かと思います。ボディー・バックにはギブソン製品特有の塗装表面のポツポツや塗膜の凹凸がいくらか発見出来ますが、キズらしいキズはほとんど無く、ほぼ無傷と言えるコンディションを保っています。また、こちらの個体にはデフォルトでFishmanのピエゾPUが付いていましたが、現在はPUは外され、オーバー・サイズのエンドピンに交換されています。サドル下には0.9mmほどのシムが入れられ、ネック・ブロックのバッテリー・ホルダーもそのまま残っていますので、またPUを装着するのも簡単です。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm。1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。サドル下のシムを抜けば2.1-1.4くらいまで弦高が下がります。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
最近は新品のJ-50自体あまり出回っていないようです。。と言うか現在J-50はまたディスコンになってしまったようですね。。美品中古をお探しの方にオススメの極上個体です!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:01071061