GIBSON L-1 1991年製

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激シブ!!既にビンテージのオーラぷんぷんの91年製ギブソンL-1!!

フィンガーピック・ブルースの祖と言われるブルース界の巨匠、ロバート・ジョンソンの愛器として有名なL-1フラット・トップ。1902年から生産が開始されたアーチ・トップのL-1がフラット・トップに変更になるのが1926年の事になります。その後1937年まで生産されたフラット・トップL-1は10年余りで生産が打ち切られ、以降長い間再生産される事はありませんでした。そんなL-1がリイシューとして復活したのが今回入荷の91年製L-1になります。92年からは色々仕様を変えながら生産が続けられましたが、今回入荷の個体は91年に100本限定で生産された限定モデル。L-1復活のバース・イヤーに当たる稀少な1本です!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44.3mmナット、24.75インチ・スケールの13.5インチ・スモール・ボディー。スクリプトのThe Gibsonロゴにピラミッド・ブリッジの1920年代L-1を見事にリイシューした名モデルです。91年製だけかと思われますが、指板&ブリッジにエボニーが使用されているのも特徴です。また、後年のL-1リイシューは普通のヘッド形状だったと記憶していますが、こちらの個体は1920年代当時と同様のテーパード・ヘッドになっています!限定生産モデルだったせいか、ボディー内のペーパーラベルにはレン・ファーガソンの直筆サインが入っていて、特別感を更に盛り上げます!

サウンドはカランコロンと心地よく鳴るマホガニー・サウンド!反応が良い爽やかな立ち上がりに、12フレット・ジョイントならではのふくよかなリバーブ感が加わり、軽やかでいて奥深いブルージーなサウンドをお楽しみ頂けます。コンパクトなボディーですが、フラットピックで掻き鳴らしても意外な程ボリューム感のあるサウンドが得られますので、ブルース系の演奏ばかりでは無く、オールマイティーにお使い頂けるサウンドかと思います。フィンガーで爪弾いた時のふくよかなリバーブ感は秀逸で、フィンガーピック・ブルースなんかやるには最適なサウンドです!

楽器のコンディションは既に30年以上の月日が経過し、ビンテージ・ギターと見紛うばかりのド迫力のビンテージ・ルックスになっています。ボディー・トップやヘッド・トップにはびっしりとウェザーチェックが入り、ブルージーな雰囲気を醸し出しています。修理歴としては、トップのブリッジから前のセンター・シームが一度剥がれ接着修理されています。また、ブリッジ下からエンド部まで、1、6弦下からクラックが入り接着修理されています。それぞれがっちり接着され、裏からは補強のクリートも打たれていますので、強度的な心配はありません。修理跡はやや目立ちますが、、、ギブソンってこの手のヤレが似合う楽器なので、その辺に理解のある方なら、、むしろカッコいいと思って頂ける方も多いんじゃないかと思います。サイドの膨らみ部にも両サイド数センチのクラックのように見える箇所がありますが、こちらは塗装表面が割れているだけで、木部は大丈夫です。バックにはセンター・シームからやや1弦寄りの箇所に10cmほどのクラック・リペアーがあります。こちらも中から補強のクリートが打たれていますので、今後お使い頂くには不安はありません。その他にもピックで小突いたキズや小さな打痕、擦り傷等それなりにありますので、決して美品とは言えませんが、全体的にビンテージのオーラすら感じる貫禄の佇まいかと思います。過去にPUを付けていた時期もあったようで、エンドピンはオーバー・サイズの物にリプレイスされています。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕がありませんが、現状でもプレイヤビリティーはばっちりかと思います。フレットは一度擦り合わせされているようですが、元々かなり太めのジャンボ・フレットが使われていて、一番減っている箇所でも1mm以上の高さが残っていますので、まだまだリフレットの心配もありません。

後年発売されたロバート・ジョンソンL-1はたま~に見かけますが、、95年以前のL-1なんてまず出会えない超稀少な1本かと思います!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:93291012