GIBSON L-48 1950年頃
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リバーブ感たっぷりのブルージー・サウンド!! 47年~50年頃に作られた初期L-48が入荷しました!!

主にブルース系ギタリストから絶大な支持を受けるアーチ・トップ・モデルL-48。もう一つの有名機種L-50と人気を二分するアーチ・トップの人気モデルです。L-48とL-50の違いは年式にもよりますが、主に使用材の違いとポジション・マークなどです。マホ・トップが殆んどのL-48はより泥臭くブルージーなサウンドが人気で、スプルースTOPのL-50はより汎用性の高い切れの良いサウンドが人気です。今回入荷は47年~50年頃の個体。ブルージー且つ歯切れの良いサウンドが魅力です!

マホガニーTOP、マホガニーSIDE、メイプルBACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、実測43mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・アーチ・トップ。残念ながらシリアルNo.やファクトリー・オーダー・コードが見えず、正確な製造年は不明ですが、スタンダード・ロゴやテーパード・ヘッドなどから47年~50年初期に作られた個体かと思われます。ネック幅は43mmで、グリップ感も太過ぎず細過ぎずのしっくり手に馴染むグリップ感です!

サウンドはアーチ・トップらしいブリブリッとした出音に短めのサスティーン、独特のリバーブ感がありブルースなんかやるには最適なブルージー・サウンドです!パリンッと乾いたサウンドは、一般的なL-48サウンドよりはL-50のサウンドに近いように感じます。カッティングなんかした時のリバーブ感がなんとも心地よく、アーチ・トップでしか味わえない独特のサウンドが秀逸です。フィンガーで爪弾いても、サスティーンは短めながら、リバーブ感のあるサウンドが得られますので、フィンガーピック・ブルースのみならず、ジプシー・ジャズや弾き語り系にも使えそうなマルチなサウンドです!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感などありますが、年式から考えるとまずまずの美品コンディションと言えるでしょう。全体的に小キズがあり、バックにはバックルで塗装が剥がれた箇所や、ネックにも長年の使用に因り塗装が剥がれている箇所等もありますが、全体的に如何にもビンテージらしい佇まいで取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。ボディーに巻かれているバインディングは1弦側のトップ側ウエスト部と、6弦側バック側ウエスト部で一度切れて再接着されています。1弦側は綺麗にピッタリくっ付いていますが、6弦側はちょっと雑に接着されていて、触ると少し段差を感じます。が、がっちり接着されていますので、使っていてまた剥がれてくるような事は無いでしょう。ペグは元々は独立型のオープン・バックだったようですが、現在は3連のクルーソン・タイプに替わっています。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.1mm、1弦側1.6mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルのエレベーションはまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットは過去に軽く擦り合わせされているようですが、現状極端な凹みも無く、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

壁に掛けているだけでも絵になるアーチ・トップ!フラットトップ弾きの方でも1本コレクションに加えたくなる、フラットトップとはまた一味違った魅力を持つギターです!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。