GIBSON LG-1 1959年製
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黄金の59ネック!!かなり綺麗な59年製LG-1が入荷しました!!

ギブソン・スモール・ボディーを代表するLGシリーズ。元々は1942年にLG-2、LG-3がリリースされ、遅れること約半年、LG-2の廉価版として1943年から生産が開始されたのがLG-1になります。スチューデント・モデルという位置づけで、LG-2や3よりも作りを簡素化するためにラダー・ブレーシングが採用されたLG-1ですが、そのブレーシング構造の違いから、サウンド・キャラクターもLG-2や3とはまた違うサウンドが生まれ、LG-1ならではの個性的なサウンドは、今なお一部のファンからは絶大な支持を受けています!今回入荷は59年製の個体。レクタンギュラー・ブリッジで60年代のプラスティック・ブリッジ期のものとはまた違う、泥臭いブルージーさがたまらない1本です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、実測43mmナット、24.75インチ・スケールの14 1/8スモール・ボディー。ブリッジは木製のレクタンギュラー・ブリッジでPGはラージ・ガードという一番人気の高いスペックを持つ個体です!

そのサウンドは適度に乾いた抜けの良いビンテージ・サウンド!音の反応が良く、カラコロと心地よく鳴ってくれ、何ともブルージーなサウンドが堪りません!60年代のプラ・ブリッジ期のものに比べると、やはり音の密度が違い、安っぽい感じはまるで無くなります。まぁサウンドは人それぞれ好みがありますので、60年代のあのおもちゃっぽいカラコロ・サウンドがお好きな方も多いですが、50年代レクタンギュラー・ブリッジ期のサウンドは、やはり大いに納得させられる説得力のあるビンテージ・サウンドのように感じます。フラットピックで掻き鳴らせば、音の塊感こそコンパクトですが、ギブソンらしい荒削りでラウドなサウンドが得らえますし、フィンガーで爪弾いても反応が良く、ストレスのないクリアーなサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、ちょっとした修理歴がありますが、全体的に見れば年式の割にはかなりの美品コンディションと言えるでしょう!まず修理歴としては、この年代のギブソンには付きもののPGの内側に沿って入るクラックが指板脇~サウンドホールに掛けてあり、接着修理されています。木の変形も無く、見た目もほとんど目立ちませんので、良くあるこの手のクラックとしてはかなり軽症な方です。サウンドホール~ブリッジに掛けてはクラックも無く良い状態を保っています。また、ブリッジを貼り直した修理歴もあり、ブリッジ前の塗装が一部チップしていたり、接着剤のはみ出しもありますが、、こちらもよくある事で、そんなに大騒ぎするほどの事でも無いかと思います。その他は上品なウェザーチェックやちょっとした打痕など散見出来ますが、キズの類は少なく、年式から考えれば相当綺麗な状態を保っています。ネック裏には気になるキズも無く、演奏性も非常にスムーズです。ヘッド裏の塗装は修理跡とかでは無く、オリジナルで黒く塗られているものです。50年代~60年代のギブソンにしばしば見られますが、木の節を隠すためか?ヘッド裏やネック・ヒールが黒く塗られてる個体をたまに見かけますよね。チューナーは近年物のクルーソンに交換され、操作性もスムーズです。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕があります。フレットはリフレットされた上でいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナル時の8割程度の高さが残っています。

顔付きもサウンドもいかにもギブソン!って感じのブルージーで激シブな1本です!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:S1741-31