販売済GIBSON LG-2 1961年製

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近年稀に見る極上コンディションのLG-2!!オリジナル・ハード・ケース付きのパーフェクトな1本です!!

ギブソン・スモール・ボディーとして1942年にJ-45と同時に産声を上げたLG-2とLG-3。その後モデル名がB-25に変わり、70年代には遂に生産完了の憂き目を見ますが、現在でも多くのミュージシャンに使用され、今なお人気の衰えを知らないギブソンの人気モデルです!今回入荷は61年製のチェリー・サンバーストのLG-2。バックにいくらかの塗装負けがあるものの、近年なかなかお目に掛かれない極上コンディションの逸品です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、艶ありセラミック・サドル、オリジナル塗り込みピックガード、実測43mmナット、24.75インチ・スケールの14 1/8スモール・ボディー。60年代初期の少し暗い色に変色するチェリー・サンバーストが美しく、存在感バツグンの個体です!

そのサウンドはパワフルで直進性に富んだギブソン・ラウド・サウンド!立ち上がりが良く反応の良いエッジ感のあるサウンドで、ストレスなく音が抜けてくれ、ブライトで心地よいギブソンの箱鳴り感を味わえます。55年以降のLG-2や3は、ノン・スキャロップのXブレーシングになりますので、50年代前半のスキャロップ期のサウンドと比べると、ややタイトで直進性に優れた攻撃的なサウンドが特徴です。こちらの個体もそんな50年代後半~60年代初期のギブソン・サウンドの特徴が見事に出ています。この後、B-25にモデル名が変更されるのとほぼ同時期にブリッジはプラ・ブリッジに変更になり、PGも厚めのガードに変更になりますので、やはりウッド・ブリッジ期&薄ガード期の音の密度感はこの年式ならではかと思います。フラットピックで掻き鳴らせば、低音の出こそ16インチ・ボディーほどではありませんが、ザクザクと適度に暴れるエッジ感の強いサウンドを響かせますので、サイズ感以上の音圧が感じられます。フィンガーで爪弾いても粒立ちが良く適度なサスティーンを伴ったストレートなサウンドをお楽しみ頂けますので、ジャンルやプレイ・スタイルを問わず、60年代初期ギブソンのサウンドの魅力を余すことなくご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、ボディー・バックに少し塗装負けを起こした箇所をタッチアップしている跡がありますが、その他はびっくりするほど綺麗な極上コンディションです!年代物ですから当然小キズは散見出来ますが、遠目にもド派手に目立つようなキズは無く、年式の割には相当綺麗な状態を維持しています。ウェザーチェックもちりめん状のうっすらとしたモノは確認出来ますが、同年代の平均的なビンテージに比べかなり少なく、塗装の艶感も非常に綺麗です。この年代のギブソンに付きもののPGの内側のラインに沿って入るクラックは、サウンドホールからブリッジまでありますが、相当初期の段階で修理されたようで、表面上はほとんど目立ちません。ボディー内部からはXブレースに沿って三角形のパッチが丁寧に貼られていますので、今後お使い頂くにも安心です。指板脇からサウンドホールに掛けてはクラックはありません。ボディー・バックの塗装荒れは、恐らくストラップを付けた状態でケースに仕舞っていたのでしょう、幅5cm、長さ15cmほどの範囲で塗装が荒れ、タッチアップされています。が、まぁこの位はビンテージとしては当たり前と言うか、、目印程度ですね。過去にPUを搭載していた時期があるようで、エンドピンはリプレイスされていますが、ぱっと見オリジナルのように見えるピンで雰囲気は損なっていません。このエンドピン、、どこで手に入るんだろ、、欲しい(笑)!ペグはオリジナルのクルーソン3連ペグですが、ペグ・ツマミは1度交換されているようです。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルのアジャスタブルはまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットは一度少し太めのフレットにリフレットされた上で擦り合わせされていますが、現状気になるような凹みも無く、まだまだ充分な高さが残っています。

この辺の楽器も近年のビンテージ・ギターの高騰により驚くほどの勢いで高騰しています。しかも年々コンディションの良い個体は減ってきていますので、お探しだった方は是非このチャンスをお見逃しなく!

ケースもオリジナルのチップボード・ケースでは無く、当時別売りの高級な方のオリジナル・ハード・ケースが付属しています!

SN:18829