HEADWAY HD-110 2001年製
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昭和の香りを色濃く残すヘッドウェイ再稼働直後の逸品!!ネックも細めでプレイヤビリティー抜群のHD-110が入荷しました!!

日本を代表するアコースティック・ギター・メーカー、ヘッドウェイ。マスター・ルシアーとして長年ヘッドウェイを支えてきた故百瀬恭夫氏のギター製作に対する理念、ポリシーを頑なに守り、高品質でコスト・パフォーマンス性にも優れた作品を次々と発表している、アコースティック・ギター・メーカーのトップ・ブランドの一つです。そんなヘッドウェイは1977年に創業し、数々の名モデルを世に送り出してきましたが、1983年、2度にわたる工場火災によりアコースティック・ギターの生産中止を余儀なくされ、20年近く沈黙を守り続けてきました。しかし昭和ヘッドウェイの素晴らしさを知る多くのファンからの熱い要望に応え、1999年に遂にアコースティック・ギター製作が再稼働しました。今回入荷は再稼働間もない2001年製のHD-110。ヘッドウェイ復活第二弾モデルとして生産された、昭和ヘッドウェイのHD-110を更に進化させた名モデルです!

ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノーマル・シフト・ノン・スキャロップ・ブレーシング、ローズウッド・ブリッジ・プレート、実測42.4mmナット、644mmスケールのドレッドノート・ボディー。昭和のHD-110との相違点は、オール単板ボディーにアップグレードした点で、よりダイナミックでパワフルなサウンドがご堪能頂けます!

そのサウンドは昭和ヘッドウェイ譲りの剛直でパワフルな骨太サウンド!この頃はまだ近年のようなフォワード・シフトやスキャロップ・ブレーシングなどは作られておらず、ブレーシング・パターンは昭和ヘッドウェイの延長線上にありますので、当然と言えば当然ですが、サウンドにも昭和ヘッドウェイの趣が色濃く残っています。豪快に骨太に咆哮するサウンドは、フラットピックでの演奏には持って来いのサウンドですが、適度なサスティーン、倍音もしっかりありますので、フィンガーで爪弾いても、ソロの単音弾きでもしっかりと存在感のあるサウンドを奏でます。あらゆるジャンルやプレイ・スタイルに対応できるスタンダード且つオールマイティーなサウンドかと思います!

楽器のコンディションは、ちょっとした小キズが散見出来、経年感も感じられますが、20年以上前に作られた楽器として見ればかなり綺麗な状態を維持しています。ボディー・トップのエンド部付近に小さな打痕が散見出来、打痕から汚れが染み込んだような少しシミっぽく見える箇所がありますが、いずれのキズも小さく自然なキズばかりですので、余程新品同様じゃなきゃイヤと言う方でなければ気にもならないモノばかりかと思います。強いて言えばPG中央部あたりにポツンとキズがあり、見る角度によって白く見えるのが気になると言えば気になるかも、、。なんかホコリが付いているみたいに見えてついつい指で撫でちゃうんですよね(笑)。その他は斜め方向から見るとトップにうっすらとしたウェザーチェックが数本確認出来る程度で、SIDE&BACKからネックに掛けてはほとんどキズも無く、全体的に見れば年式の割には相当綺麗なコンディションと言えるかと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.4mm程度と究極低いセッティングになっています。ここまで弦高を落としても音がピシャらないのもさすがのヘッドウェイ品質ですね!サドルにもまだ余裕がありますが、さすがにこれ以上弦高を落とす必要も無いでしょう。フレットはローフレットに少し減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。

再生産直後の1本という事で、制作のほとんどに百瀬さんが係わっていたことを考えると、、、お値段以上の価値ある1本かと思います!ネックも細めで弦高もめちゃ低なので、初心者の方のちょっと贅沢なエントリー・モデルとしてもオススメの逸品です!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:335