HEADWAY HD-115 Legacy/ATB NEW!!

HOLD(現在商談中です)

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

晩年の百瀬恭夫氏のこだわりが凝縮されたATB作品!!HD-115 Legacy/ATBが入荷しました!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷はカスタム・ショップに次ぐハイエンド・ライン、アスカ・チーム・ビルト・シリーズのHD-115 Legacy/ATB。ATB作品は年々クオリティーを上げ、今や師匠百瀬作にも引けを取らない素晴らしい作品を次々と世に送り出しています!

セレクティッド・シトカ・スプルースTOP、インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、アフリカン・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、アドバンスド・リア・シフト・M’sスキャロップ・ブレーシング、実測44.4mmナット、645mmスケールのHDボディー。2024年に惜しまれながらこの世から旅立った百瀬氏は、2023年秋ごろまで闘病しながらも精力的に数多くの作品を制作していました。晩年、当店のお得意様と百瀬さんが急接近、毎日のようにやり取りしながらあらゆるブレーシング・パターンが研究されていました。そんな中、百瀬さんが辿り着いた答えがこのアドバンスド・リア・シフト・M’sスキャロップ・ブレーシングです。元々百瀬さんがお気に入りだったアドバンスド・リア・シフトをどうすれば力強くパワフルに咆哮させられるか?の研究の結果、浅めのスキャロップに辿り着いた訳です。2010年代のヘッドウェイの作品群は、爆音ながら2弦の音が弱いと指摘するプレイヤーも存在しました。そこで当店お得意様のI氏と百瀬さんがスキャロップの深さから、果てはブレーシングの山をどこに持ってくるか等、数ミリ単位での研究がなされ、百瀬さんが「理想のブレーシング」と答えを出したのがこのアドバンスド・リア・シフト・M’sスキャロップ・ブレーシングなんです。何事においても謙虚の塊だった百瀬さんが自信を持って「最高」と言っていた姿は今でも忘れられません。ってついつい熱く語り過ぎましたね(笑)。百瀬さんのこだわりはブレーシングだけじゃなく、ネック・グリップにも表現されています。少し太めのMV(モモセV)と名付けられたグリップは、弾いていると確かに百瀬作品を弾いているような感覚に陥ります。装飾もヘリンボーン・トリムにアイボロイド・バインディング等、百瀬さんが好んだシンプルな佇まいで、近年のATB作品によくある奇をてらった感じが無く(笑)好印象ですね!

そのサウンドはパワフル且つバランスよく鳴る力強いサウンド!Xブレースが下がることで、鳴りが悪くなるとお考えの方も多いかと思いますが、全くそんなことはありません!音はタイトになりますが、浅スキャロップの野太い出音で音の直進性が上がり、遠鳴りのするパワフルなサウンドを響かせます。フォワード・シフト・ブレーシングは音がほわんと優しく、倍音豊かに出る印象ですよね?それの逆を考えると分かりやすいかも知れません。野太く締まった音は一音一音がはっきりと発音され、粒立ちが良くトルク感の強いサウンドになっています。フラットピックで搔き鳴らせば、耳をつんざくような爆音を響かせますし、フィンガーで爪弾いても、粒立ちが良くバランスの取れた反応の良い煌びやかなサウンドを響かせますので、全方位敵無しの無敵サウンドを存分にご堪能頂けます!

ネック・コンディションも良好で当然綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。

プライス以上のトータル・クオリティーを持った逸品!今までヘッドウェイを触ったことが無い方にも是非お試し頂きたいお値段以上のハイ・クオリティーな作品です!

定価¥385.000

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:A04089