HEADWAY HD-180 Flame Mahogany Made by A.Furihata 2020年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

杢目フェチ必見!!ヘッドウェイ・カスタム・ショップの若きエリート降幡新氏の手に因るカスタム・モデルが入荷です!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷はそんなカスタム・ショップで活躍する若きエリート降幡新氏の手に因るカスタム・モデル!極上の稀少材をふんだんに使用した降幡氏渾身の1本です!

降幡新氏は2009年にヘッドウェイに入社。その後百瀬氏のサポートに従事しながらアコースティック・ギター製作に携わり、めきめきと頭角を現してきます。現在ではATB作品に携わりながら安井氏と共にカスタム・ショップを盛り上げている降幡氏。師匠百瀬氏も「天才」と認めるその技量は特に木工技術に秀でていて、ATBではサウンドの要を担う甲貼りやネックの仕込みなどを担当しています。また、降幡氏はヘッドウェイで使われる木材の管理も任されていて、今回入荷の1本は木材管理担当者だからこそ出来る極上の稀少材が使われた素晴らしい作品になっています!

セレクト・ベアクロウ・ジャーマン・スプルースTOP、セレクト・フレイム・マホガニーSIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、セミ・フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。木材本来の美しさを追求した作品にしたというだけあって、SIDE&BACKのマホガニー材はその名の通りFlame(炎)のような杢目が強烈なインパクトを与えます。トップのベアクロウは写真ではあまり目立ちませんが、現物を見ると全体的に上品で細かなベアクロウがこの作品に気品を与えています!

サウンドは硬質でバリンと音が立ち上がり、ブライト且つウォーミーなマホガニー・サウンド!フレイム・マホは普通のマホガニーに比べるとやや硬質なサウンドになりますが、そこにジャーマン・スプルースの甘く煌びやかなサウンドが融合し、独特のリバーブ感たっぷりなサウンドに仕上がっています。フラットピックで掻き鳴らせば、マホ・ボディーとは思えないようなエッジ感のあるブライトでパワフルなサウンドを響かせます。フィンガーで爪弾けば、マホならではの瑞々しく透明感のある美しいサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで、ただのマホとはまた一味違う個性豊かなサウンドをお楽しみ頂けます!

その美しいサウンドはディバイザーのHPでもまだ聴く事が出来ますので、是非ご参照下さい。

https://www.archive.deviser.co.jp/headway/customshop/hd-180-flame-mahogany-naf00032

楽器のコンディションはほとんどキズの無い極美品コンディションです!細かく点検していくと、1弦側のボディー・サイドの膨らみ部分に3mmほどのカツッと擦った擦り傷が1つ見つかりますが、フレイム・マホの杢目に隠れてそんなには目立ちません。その他は光にかざして子細に眺め回していくと、PG上にピッキングの跡がいくらか付いていますが、まぁボディーにキズを付けないためのPGですから、ちゃんと役目を果たしていると言えるでしょう(笑)。因みにこちらの個体、新品製作時はPGは付属品として付いていたようですが、PGは前オーナーの方がヘッドウェイまで出向き、降幡氏本人に付けてもらっています。その他には光にかざして意地悪く粗探しすると、、ヘッド・トップに弦で撫でたようなスレが1~2本見えなくも無いですが、、擦り傷と言うほど大袈裟なモノでも無いので、まず気になるレベルでは無いでしょう。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心に少し減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

現在も精力的に製作を続けている降幡氏ですが、降幡作品はほとんどがオーダー物で、一般に出回る事は滅多にありません。百瀬さんにして天才と言わしめた降幡氏の実力を是非ご体感下さい!

ヘッドウェイのケースには、前オーナーの方がわざわざ工場まで出向き書いてもらったという降幡氏の直筆サイン入りです!

当時価格¥627.000

SN:F00032