HEADWAY HD-180 Custom Made by Momose 2021年製
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百瀬氏晩年の傑作!!ほとんどキズの無い百瀬氏の手に因るカスタム・モデルが入荷しました!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は2021年に百瀬恭夫氏が手掛けたカスタム・モデル。百瀬氏が最も得意としたD-18スタイルで、百瀬氏の作品では珍しいアメリカン・マホガニーがネック材に使われた逸品です!

セレクティッド・アディロンダック・スプルースTOP、セレクティッド・ホンジュラス・マホガニーSIDE&BACK、アメリカン・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ロング・スロット・サドル、’34スタイル・セミ・フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。晩年の百瀬さんのD-18スタイルにはSIDE&BACKにキューバン・マホガニーを使用した物も多く、それはそれで非常に高い評価を受けていますが、何といっても百瀬さんの真骨頂はホンジュラス・マホガニーですよね!今回は百瀬さんが一番得意としたホン・マホのボディーにやや硬質なアメリカン・マホガニーを採用する事で、また一味違う個性を出しています!

サウンドはヘッドウェイらしい爆発力のあるパワフルなサウンドながら、晩年の百瀬作品に感じられる音の深み、渋み、奥行き感なども充分に表現されていて、ただパワフルなだけではない、懐の深いサウンドを響かせます!ホンジュラス・マホガニー・ボディーならではの深く余韻のあるサウンドにアメリカン・マホガニー・ネックの倍音成分の多いサウンドが上手くマッチし、優しいマホ・サウンドの中にキラッと光る倍音感も感じられる素晴らしいサウンドに仕上げられています。フラットピックで掻き鳴らせば、ヘッドウェイらしい野太く力強いサウンドながら、耳当たりは優しい、それでいて倍音成分もたっぷりなボリューム感満点のサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けばホン・マホ本来の包み込むような癒しのサウンドに切れのあるサスティーンが絡み、これまたうっとりするような極上のサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで百瀬氏が長年培ってきた技術とサウンドに対する真摯な想いを存分にご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションはほとんどキズの無いほぼほぼ新品同様の極美品コンディションです!ボディー・バックのエンド部付近に5mmくらいのコチッとぶつけた打痕が1つ有り、見る角度によっては少し目立ちますが、まぁこのくらいはご愛敬でしょう。その他には光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・トップに1.5cmくらいと3mmくらいのうっすらとした擦り傷が見つかり、1弦の肩部に針の先でちょんと付いたような1mmにも満たないポチキズが1つ見つかりますが、バックの打痕以外はキズと呼ぶには大袈裟な極々うっすらとしたキズですので、一応中古品として考えれば、まず気になるレベルでは無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは2弦にうっすらと弦の跡が見える程度で、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

残念ながらもはや新品で手に入れることは叶わなくなった百瀬氏の作品。今後年々入手は困難になることが予想されますので、お探しだった方は是非お早めご検討下さい!

本機の製作中に撮られた画像や完成後の写真、百瀬氏の直筆サインの入った認定書も今となっては大変貴重ですね。

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:3233