カスタム・ショップ・ビルダー安井氏に因る完全レストア済み!!古材処理がなされたHF-413 TWの極美品中古が入荷です!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷はカスタム・ショップに次ぐハイエンド・ライン、アスカ・チーム・ビルト・シリーズのHF-413 Thermo Wood。ATB発足初期の意欲作です!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43.2mmナット、628mmスケールのHFボディー。使用されている材は、ボディー、ネック、ブレーシングに至るまで特殊な熱処理で長年使い込まれた木材のように含水率を下げたサーモ・ウッドが使用されています。要は最近どこのメーカーでもこぞってやっているエイジング処理が施されたギターって事ですね!見た目も少し焼けた感じになっていて、なかなかビンテージ風な風格が出ています。バックのマホガニーにはキルト・マホのような玉杢が浮いていて見た目もなかなかな高級感を感じる1本です!
サウンドも適度にこなれて反応の良いサウンド!エイジング処理のせいかサウンドにもあまり湿り気は感じられず、ビンテージのような乾いたトーンが上手く表現されています。とは言えまだ作られてから10数年しか経っていないギターですから、新しいギターのフレッシュさもちゃんと有り、バランスが良く抜けの良いサウンドを奏でます。フラットピックで掻き鳴らせば、反応が良く抜けの良い爽やかなマホガニー・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば粒立ちが良く音の分離の良い美しい音色が得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで質の高いサウンドをご堪能頂けます!
楽器のコンディションはほとんどキズの無いほぼ新品同様の美品コンディションです!遠目に目立つようなキズは皆無で、ぱっと見にはデッドストック品と言われても違和感の無い美しい状態を維持しています。光にかざして子細に眺め回していくと、ボディー・トップには1~2mmくらいの極浅いポチキズが3つ4つ見つかりますが、中古品として見てこれが気になるという方も居ないでしょう。また、1弦側の膨らみ部、PGの斜め下辺りにポツポツと塗装の荒れが見られますが、こちらは何かに反応して塗装が荒れた感じでは無く、恐らく新品時からあった塗装ムラみたいなものかと思われます。その他は子細に見てもキズらしいキズも無く、トータルで判断すればほぼほぼ新品同様と言えるコンディションを維持しています。
こちらの個体、当店入荷時にフレットの減りが激しかったため、ディバイザーに送りカスタム・ショップ・ビルダーの安井雅人氏にリフレットをお願いしました。そのついでにネック調整や全体調整もやってもらいましたので楽器としてのコンディションはパーフェクトです!ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2m、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りは当然無く、10割の高さが残っています。
ヘッドウェイ・ファンはもちろんの事、手頃で高品質な000サイズのギターをお探しの方や、質の高いマホガニー・サウンドをお探しの方にもオススメの、お値段以上のハイ・クオリティーな1本です!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:A00195