超お買い得な百瀬氏サイン入りの逸品!!小ぶりなニューオーディトリアム・ボディーHN-622!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は2003年製のHN-622。当時のカタログ・モデルとは言え、百瀬氏のサインが入ったお買い得感満点の逸品です!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・ホンジュラス・マホガニーSIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測44.6mmナット、628mmスケールのニューオーディトリアム・ボディー。当時のカタログではHNボディーはニューオーディトリアム・シェイプと紹介されていますが、最近ではこのシェイプ、バルコート・シェイプと呼ばれているようです。まぁ要はマーチンで言うところの00サイズくらいの小ぶりなサイズ感です。12フレット・ジョイント・ボディーでありながら、ヘッドはソリッド・ヘッドというのもこのモデルのポイントかと思います!そしてこちらのモデル、ボディー内に百瀬さんのサインが入っている点もポイントです!このモデルは2003年から生産が始まっているので、最初の内は百瀬さんがメインで作っていたのかも知れません。が、今まで当店に入荷したHN-622はカスタム・モデルを含む全てに百瀬さんのサインが入っていたので、まだお弟子さん達にはこの新しいボディー・シェイプを作るのは難しかったのかも知れませんね。
サウンドは反応が良くクリアーでブライトなサウンド!このサイズのノン・スキャロップとは思えないくらいのボリューム感があり、ヘッドウェイらしい一音一音の芯が太くはっきりと発音されるサウンド。やや音が硬い感じは否めませんが、逆に言えば緩さの無いテンション感のあるサウンドですので、小ぶりなボディーでもしっかりはっきり、ボリューム感のあるサウンドが欲しい方にはうってつけです!フラットピックで掻き鳴らせば、音の塊感こそコンパクトながら、サイズ感を遥かに超えたブライトで反応の良いラウドなサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば一変、12フレット・ジョイントらしい奥行きとリバーブ感のあるサウンドが得られますので、あらゆるプレイ・スタイルでこの楽器の持つポテンシャルを存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションは小キズはいくらか散見出来ますが、ほとんどが光の反射を利用して見て初めて気付くような些細なキズばかりですので、ぱっと見にはほぼほぼ新品同様の綺麗なコンディションと言えるでしょう!光にかざして子細に点検していくと、ボディー・トップには米粒大にも満たない、爪で押したような小さいキズが3~4個見つかりますが、いずれのキズも浅く小さなキズばかりですので、余程キズは絶対に嫌という方でなければ気にもならないと思います。その他は1弦側のボディー・サイドに数ミリのコチンとぶつけた打痕が1つ、バックには目を凝らせばスレらしきものが見えなくも無い程度に確認出来ますが、いずれのキズもよほど神経質に見れば、、程度の極些細なキズばかりですので、20年以上前に作られた楽器として見て気になるような箇所は無いでしょう。
ネック・コンディションもばっちりストレートで流石のヘッドウェイ品質、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕はありませんが、現状でもプレイヤビリティーはバツグンです。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。
当時の定価設定が非常に安かった為こんな価格でのご提供ですが、、、今同じものをカスタム・ショップなりATBなりで作ったら、、、と思うと超絶お買い得な逸品です!
ケースもオリジナルのモールド・ケースが付属しますが、底の鋲4つのうち1つが割れて飛び出し気味です。
SN:680