晩年の百瀬氏の傑作！！2020年製VOM-180CTMが入荷です！！

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作されるの完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台～100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は御歳70歳を過ぎてもまだなお飽くなき探求心で製作されていた百瀬氏晩年の逸品！百瀬流T-Barロッドの完成形です！

セレクト・アディロンダック・スプルースTOP、セレクト・ホンジュラス・マホガニーSIDE＆BACK、セレクト・ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板＆ブリッジ、34年スタイル・セミ・フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、ロング・スロット・サドル、実測44.5ｍｍナット、645ｍｍスケールのオーディトリアム・ボディー。今回入荷の個体の最大の特徴は百瀬氏考案のＴバー・ロッド。通常のアジャスタブル・ロッドだとどうしても金属が少なからずサウンドにも影響を与えるという極一部からの声（笑）に真摯に向き合った意欲作。これまで当店でもエボニー・ロッドや補強入りエボニー・ロッドなどなど、金属を使わず強度の強いネックをあれこれ製作してもらいましたが、今回の個体はカーボンをマーチンTバーのようにTの字に組んだロッドをネックに組み込んだ仕様になっています。ですので、外からアジャストは出来ませんが、ネックの強度は非常にしっかりしたものになり、百瀬氏曰く通常のアジャスタブル・ロッドよりもネックの強度は増したとの事。長くお使い頂くにも安心の百瀬保証付きの逸品です（笑）！

サウンドはマホガニー・ボディーらしいすっきりとした爽やかで伸びのあるサウンドに百瀬氏ならではの瞬発力とボリューム感が加味されたような素晴らしいサウンドになっています！レスポンス良く音が立ち上がり、素直で透明感抜群のサスティーンを伴ったサウンドは弾き手をも癒しの世界に誘う究極のマホガニー・サウンド。まだほぼ新品の状態でここまでレスポンス良く抜けの良いサウンドに驚く事間違いなしかと思います！こちらの個体のサウンドは、まだヘッドウェイのHPでもご視聴頂けますので、是非そちらもご参考にされてみて下さい。

https://www.deviser.co.jp/products/vom-180-custom-gtbar-an003203

楽器のコンディションはほとんど使用感の無いほぼほぼ新品同様の極上コンディションです！フレットに僅かな減りが確認出来ますので、全く弾いてなかったという事では無いようですが、光にかざして子細に眺め回して見てもキズらしいキズ1つ見つかりません。百瀬氏の製作するギターのほとんどは、PGが塗り込みになっていますので、通常PG上にはピッキング跡くらい残っているものですが、、、よくよく見ればPG中央部にいくらかのスレがあり、艶感がやや曇ってるかな？くらいの感じです。その他はネック裏のマット塗装が僅かに艶が出てきてるかな～？くらいの使用感は感じられますが、このまま新品として販売しても誰も中古だとは気付かないんじゃないかレベルの新品同様っぷりです。

ネック・コンディションも勿論良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側2.0mm程度と新品製作時のままの弦高セッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは1、2フレットに僅かに弦の跡が付いていますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割以上の高さが残っていますので、まだまだ新品感覚でお使い頂けます。

マーチンのような甘く優しい緩めのサウンドをお探しの方にはちょっと違うかも知れませんが、弾いた瞬間にそのサウンド・クオリティーに驚く事間違いなしの究極の逸品です！

新品時価格￥715.000

ケースは国産のヘッドウェイ・ケースから、カナダ、ボブレン製のハード・ケースにアップグレードされています。

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