Ibanez AW-160 1980年頃

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伝説のアイバニーズ・アートウッド・シリーズ上位機種AW-160の入荷です!!

数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも特に高品質で稀少性が高く、且つ探しているファンの多いアイバニーズのアートウッド・シリーズ。オール単板ボディーと出来るだけ化学製品を排除したウッディーな造形で人気を博した昭和の伝説的なシリーズです!今回入荷は、第二期と呼ばれる80年~81年頃に作られたAW-160。70年代にはAW-100までしか作られていませんでしたが、80年頃からAW-120、AW-160、AW-200がラインナップに加わり、木材や貝などの自然素材が美しく調和した、正にアーティスティックなギターが誕生しました!

高級エゾ松単板TOP、インディアン・ローズウッド単板SIDE&BACK、アフリカン・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43.1mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。ボディーには41スタイルのメキシコ貝のパーフリングが輝き、ローズウッドやフクラシバで縁取られたバインディングは、豪華ながらしっとりと落ち着いた佇まいになっています!

サウンドは余裕のあるローに芯の太いミドル、煌びやかで倍音豊かなハイなどが絡み合い、存在感抜群のサウンドを響かせます!これら上位機種は各モデルによりブレーシング構造を変えていて、120は力強いパワフルなサウンド、200は繊細で透明感のあるサウンド、そしてこの160は単音時のパワーと和音時のバランスの良さを重点的に設計されていると当時のカタログには紹介されています。正にそんな感じで、フラットピックで掻き鳴らせば、トルクの強いパワフルで塊感のあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けばたっぷりと奥行きのある中低域に、貝巻きモデルならではのチャリンチャリンと鳴るスズ鳴り感たっぷりな高音が絡み、うっとりとするような美しいサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、よくよく見れば小さなキズはそれなりに入っていますが、ぱっと見に目立つようなキズは少なく、トータルで見ればなかなか無い美品コンディションと言えるかと思います。光にかざして細かく見ていくと、ボディー・トップには極小さいコチキズや弾きキズがいくらかありますが、浅く小さいキズばかりですので、普通に見ている分には全く気にならないと思います。また、トップのセンター・シームは一度剥がれたようで接着修理されています。その際に真ん中を中心に幅4cmほどの範囲でオーバー・スプレーされた跡が確認出来ます。が、見た目はセンター接ぎ部より両サイドの杢目の色合いの方が目立つので、修理跡としてはほとんど気にならないかと思います。ブリッジピンは木製のようですが、柘植では無いのでオリジナルではありません。その他はボディー・サイドに塗装の白濁傾向がいくらか見られ、バックにも軽いバックルキズ等ありますので、極美品とまでは言えない状態かと思いますが、この年代の日本のギターとして考えれば充分美品コンディションと言えるでしょう。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは1、2弦にやや減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

元々なかなか出てこないアートウッド・シリーズ。しかも100番以上の上位機種となると更にレアな稀少な逸品です!

ケースはリッターのギグ・バッグが付属しています。

SN:8010068