MARTIN 000-28 1976年製
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ニアミントと呼べるくらいの極上コンディション!!大変貴重な70年代000-28が入荷しました!!

マーチンを代表するスタイル28。アコースティック・ギターの中心と言えばマーチンのD-28という事になると思いますが、000-28はドレッドノート・ボディーが生まれる1931年より遥かに前から作られている歴史あるモデルです!1902年にスペシャル・モデルとして作られた000-28は1904年より生産が開始されます。今回入荷は非常に貴重な76年製の個体。今でこそD-28と並ぶ人気機種の000-28ですが、70年代はブルーグラスやフォーク全盛時代でドレッドノート・ボディーが主流の時代でした。76年の生産本数だけを見てみてもD-28は4056本生産されたのに対し000-28は僅か247本。70年~79年までのトータルの生産本数でも1527本とD-28の1年間の生産量にも満たない数しか生産されていません。それ故にビンテージ市場に出てくる000-28の数は限られていて、しかもこんなにコンディションの良い個体もそうそう見つからない大変稀少な1本と言える訳です!

シトカ・スプルースTOP、インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、スクウェア・チューブ・ロッド・ネック、実測43mmナット、24.9インチ・スケールのオーディトリアム・ボディー。グローバー・ペグに塗り込みブラック・ガードのテッパンのルックスです!

そのサウンドは素朴で芯の太いマーチン・サウンド!ローズウッド・ボディーの重厚感のある低域に、マーチンならではの弾力性に富んだ中域、艶やかで芯の太い高音などが混然一体となり、何とも落ち着く癒しのサウンドを響かせます。スキャロップ・ブレーシングのような華やかなサウンドから比べると、ややダークな印象は拭えませんが、この甘く優しいサウンドこそがマーチン本来のサウンドかと思います。フラットピックで掻き鳴らせば、そこそこの音圧はありながらも耳当たりは優しく、聴く者の気持ちを和ませるようなサウンドで、このサウンドこそがマーチン・サウンドの魅力かと思います。そしてフィンガーで爪弾いた際にも、スキャロップ・ブレーシングのような倍音感やサスティーンはありませんが、基音のしっかりとした、素朴で素直なクリアーなトーンを響かせますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでマーチン本来のサウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは年式から考えるとキズも少なく驚くほど綺麗な極上コンディションです!唯一トップの6弦側肩部に1cm強の打痕をタッチアップした跡がありますが、見ようによっては単なる杢目に見えなくも無いので、70年代物ビンテージとして考えれば目印程度ですね。この年代のマーチンに付きもののマーチン・クラックは外側のラインに沿って3cmほど、内側のラインに沿って2cmほどありますが、しっかり接着され、PGに隠れて表面上はほとんど分からないくらいに綺麗に修復されています。PG自体は交換されていますが、ブラック・ガードの上に塗装を吹いた物をオリジナルの位置に落とし込むように貼られていますので、見た目の違和感も無く自然な仕上がりになっています。その他は細かく見ていくとポツキズ程度のキズはいくつか発見出来ますが、目立ったキズも無く、トータルで判断すればなかなかお目に掛かれない極上コンディションと言えるでしょう!グローバーUSAペグもオリジナル、ナット&サドルもオリジナルを保っています。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.1mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにはもうほとんど余裕がありませんが、現状でも70年代マーチンとしてはプレイヤビリティーも上々かと思います。フレットはローフレットにいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

探そうにもそうそう見つからない稀少な時代の逸品!しかもこんなコンディションのモノは滅多に出てこないと思いますので、お探しだった方はお早めにご検討下さい!

ケースも貴重な000サイズのブルー・ケースでかなり綺麗な状態を保っています!

SN:386090