MARTIN D-18 1968年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

マーチンらしい爽やかな癒しのサウンド!!かなり綺麗な美品ビンテージD-18が入荷しました!!

1932年に生産が開始されて以来、常にD-28の好敵手として在り続け、ミュージック・シーンを支えてきた人気モデルD-18。マーチンと言えばとにかくD-28が中心的な存在ですが、D-18こそがマーチンのマーチンたるサウンドだと言うファンも多く、D-28と並び永遠のスタンダードと呼ぶに相応しいマーチン社が生み出した傑作モデルです!今回入荷は68年製の1本。マーチン・クラック修理やPG交換などありますが、全体的にはかなり状態の良い、顔付きの綺麗な個体です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、ハカランダ・ブリッジ・プレート、実測43mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。60年代のマーチンは、ペグやロッド、PG素材やバインディング材、ボディー内部のブリッジ・プレートなどが順次変更されていきますので、年式によって細かいスペックの違いがありますが、こちらの個体はペグがグローバーになり、ロッドがスクウェア・チューブ・ロッドに置き換わった後の個体になります。ブリッジ・プレートはハカランダのブリッジ・プレートに変更された後ですが、サイズは69年以降の大きいブリッジ・プレートに変わる前のメイプル・ブリッジ・プレートと同じサイズです。そのせいかサウンドもメイプル・ブリッジ・プレート期に近いレスポンスと抜けの良いパンチのあるサウンドになっています!

そのサウンドはマホガニーらしい素直で透明感のある音色ながら、ボディーが良く反応していて、思いの外ラウドなサウンド!ハイからローまでバランスよくフルレンジに鳴ってくれ、マホガニーらしい明るく弾力性に富んだサウンドに、適度に乾いた抜けの良さ、小さいサイズのブリッジ・プレートならではのレスポンスの良さが加味され、ビンテージ・ギターならではの反応が良く抜けの良い爽やかなマホガニー・サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、反応が良くボリューム感たっぷりなパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば、マホならではの透明感のあるリバーブ感に包まれた美しいサウンドが得られますので、フラットピックからフィンガーピック、ソロまでオールマイティーにこなせるマーチンのテッパン・サウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、ちょっとしたキズやビンテージらしい風格が漂うルックスになっていますが、打痕等のキズの類は少なめで、年式から考えると相当綺麗なコンディションと言えるでしょう!マーチン・クラックはPGの外側のラインに沿って10cmほどのクラックが入り、接着修理されています。裏からは補強のクリートも打たれていますので、強度的な心配はありません。また、表面上もオーバースプレーして磨いたようで、PG周辺の塗装の艶感が少し違いますが、オーバースプレーの轍などはありませんので、ぱっと見には全然気にならないかと思います。PGも交換されていますが、黒いガードに塗装を吹いた物が落とし込まれているので、見た目の違和感もなく、ぱっと見オリジナル・ガードのように見えます。その他にはサウンドホール周辺にピッキングに因る塗装剥がれがあったり、小キズやうっすらとしたウェザーチェックも確認出来ますが、トータルで判断すればこの年式としてはなかなか無い素晴らしいコンディションを維持していると言えるでしょう。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕がありませんが、6弦側はもう少しだけなら弦高を下げることも可能です。フレットはリフレットされてからそんなに弾かれてないようで、ローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、まだまだ充分な高さが残っています。

最近では60年代以前のD-18も極端に弾数が減り、高騰の一途を辿っています。マーチン・クラック・リペアありとは言え、このコンディション、このサウンドでこのお値段は超絶お買い得かと思います!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:237491