しっかり弾き込まれた分、反応が良く芳醇なサウンドに成長した99年製D-42が入荷しました！！

しっかりと使い込まれ、ボディーの反応が非常に良くなっている99年製のD-42が入荷しました！D-42自体は1996年から生産がスタートした比較的新しいモデルですが、スタイル42は1858年から続くマーチン伝統のスタイル。そのファンシーなデザインは後のスタイル45のデザインへと継承される由緒正しいマーチン伝統のスタイルです！D-41やD-45と違い、フォワード・シフトのスキャロップ・ブレーシングというスペックを持つ42は、41や45とはまたひと味違う、ふくよかで倍音豊かなサウンドが魅力の人気モデルです！

ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE＆BACK、マホガニーNECK、エボニー指板＆ブリッジ、オープン・バック・ギア・チューナー、45スタイル・スノウフレイクス・インレイ、42スタイル・アバロン・トリム＆ロゼッタ、フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43.3ｍｍナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。

サウンドは貝巻きモデルらしい煌びやかなサウンドながら、マーチンらしいゆったりとした音の弾力性があり、優美で包容力のある美しいサウンドです！フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシングなので、D-41やD-45の音の出方とはまた少し違い、より優しく耳当たりの良いサウンドです。フラットピックでストロークすれば、ハイからローまでしっかりと出る煌びやかなサウンドながら、弾力性に富んだ柔らかなまとまり感のあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けばキラキラとした倍音感豊かなサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、オールマイティーにお使い頂ける高級感あふれるサウンドをご堪能頂けます！また、こちらの個体には後付けでL.R.Baggsのi-BeamパッシブPUが搭載されています。プラグイン時の出音は非常にナチュラルですが、パッシブなので出力はかなり低いです。プリアンプを噛まして上げればライブやレコーディングにも充分使えるエレアコ・サウンドになる事でしょう！

楽器のコンディションは、年式なりのキズや使用感、修理歴などあります。まず修理歴としてはボディー・トップのセンター・シーム部が一度剥がれて再接着されています。ぴったりと閉じてしっかり接着されていますので、ぱっと見はほとんど目立ちません。中からは補強のクリートも打たれていますので、強度的な心配もありません。ボディー・トップのサウンドホール脇はピッキングに因り塗装が削れている箇所があり、小さい打痕も相当数確認出来ます。SIDE&BACKにもいくらか目立つ打痕や擦り傷等ありますので、決して極美品とは言えませんが、20年以上しっかり使われてきた楽器として考えれば、そんなに気になる程のキズは無いかと思います。ネック裏はキズも無く、手触りもスムーズですい。

ネックは角度調整済みで差し角もばっちり、ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側1.8ｍｍ程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは1，2弦を中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7～8割程度の高さが残っています。

新品を買うにはちょっとハードルの高い高級機種ですが、ちょいキズ多めとは言えこのお値段なら納得の逸品かと思います！

ケースもオリジナルのハード・ケースが付属しますが、ケースのマーチン・ロゴが金色に塗られ、遠目からでも目立ちます（笑）。また、中の止め紐が切れているので開けると180度全開します。

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