MARTIN D12-18 12Strings 1977年製
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探して見ると意外に少ないマーチンの12弦!!77年製D12-18の極美品ビンテージが入荷しました!!

マーチンD-18の12弦バージョン、D12-18の入荷です!マホガニー・ボディーの12弦は1964年からD12-20というモデル名でスタートします。このD12-20はスロッティッド・ヘッドの12フレット・ジョイント・ボディーでしたが、73年からソリッド・ヘッド&14フレット・ジョイント・ボディーのD12-18の生産がスタートします。14フレット・ジョイントの登場により、D12-20とD12-18は徐々に生産台数が入れ替わっていきますが、D12-18の方は73年~94年までに1743本が生産され、一方D12-20の方は64年~91年までに10340本が生産されました。たまに見かけるマーチンの12弦は12フレット・ジョイント・ボディーが圧倒的に多いのも、そもそもの生産本数の違いから来るのもですね。。という訳でD12-18はなかなか市場に出回らないレア・アイテムという事です!しかもこんなに状態の良いD12-18もなかなか見つからないと思いますよ!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測47.5mmナット、24.9インチ・スケールの14フレット・ジョイント・ボディー。

サウンドはマーチンらしい柔らかでソフトなサウンドの中に12弦モデルならではの倍音が加わり、爽やかで透明感のある12弦サウンドをお楽しみ頂けます!一般的に12弦ギターと言えばギルドなどが有名ですが、マーチンの12弦ってあくまでマーチン・サウンドの12弦バージョンなんで、ふくよかで包容力のある12弦サウンドを奏でます。12フレット・ジョイント・ボディーほど中域が膨らまず、ある程度タイトなサウンドですので、マーチン・サウンドでありながら、12弦の持ち味をしっかり楽しめる1本かと思います!また、こちらの個体には後付けでアクティブ・タイプのピエゾPUが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即対応可能です!

楽器のコンディションは、70年代物のマーチンとしては驚くほど綺麗な極上コンディションです!ボディー・トップにはいくつかの打痕がありますが、ベアクロウ気味の杢目に隠れてほとんど気にならないかと思います。この年代のマーチンに付きもののマーチン・クラックはPGの外側のラインに沿って入っていますが、PGに上手く隠れて表面上はほとんど判りません。裏からはしっかり補強のクリートが打たれ修理されていますので、強度的な心配もありません。PG自体は交換されていますが、PGの上に塗装を吹いた物をジャスト・サイズで落とし込んでいますので、オリジナルの雰囲気を損なわず、言われなければオリジナルのようにすら見えます。ケース・ポケットにオリジナルのPGが入っていますので、交換された事がわかりますが、、(笑)。その他トップにはうっすらとしたウェザーチェックがちらほら確認出来ますが、SIDE&BACKからネックに掛けては、キズらしいキズも無く、非常に綺麗な状態を維持しています。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で12弦側2.7mm、1弦側2.2mm程度とベストなセッティングになっています。ネックは厳密に言うと、チューニングをすると僅かに順反り傾向になりますが、SQロッド時代のネックとしてはかなり良い状態と言えるでしょう。サドルにはもうほとんど余裕はありませんが、現状でもバランスは非常に良いと思います。フレットはローフレットにちょんちょんと弦の跡が付いている程度で、一番減っている箇所でもオリジナルの8~9割程度の高さが残っています。

マーチンらしい優しい癒しのサウンドの12弦が欲しいという方にはドンズバの透明感のある12弦サウンドが楽しめる逸品です!

オリジナル・ブラック・ケース付き

SN:393246