販売済S.YAIRI YD-307 1979年頃

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

全体的に驚くほどコンディションの良い美品ビンテージ!!S.ヤイリ上位機種、憧れの縦ロゴYD-307が入荷しました!!

数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも、特に人気が高いS.ヤイリ。当時の日本のアコギ・メーカーの中では比較的お値段が高く、貧乏ギター少年達にはおいそれと手の出るブランドではなかったという辺りにも、昨今のビンテージS.ヤイリ人気のカギがあるのかも知れません。しかし当時からS.ヤイリの作りの良さとサウンド・クオリティーには定評があり、やはり当時からのそんなS.ヤイリへの評価が現在の人気に繋がっている事は間違いないでしょう。今回入荷はそんなS.ヤイリの中でも上位機種に当たるYD-307。70年代初期には特別注文での対応、いわゆる特注品だった憧れのギターの入荷です!

ソリッド・ジャーマン・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、指板刻印無し、ネック・ブロックにモデル名とシリアル刻印、ロッド下出し、実測43.8mmナット、645mmスケールのいわゆる後期型の1本。マザー・オブ・パールで入れられた縦ロゴや、ゴールド・シャーラー・ペグなど、上位機種らしい風格を持ったモデルです。

サウンドはヤイリらしい骨太でエッジの効いたパワフル・サウンド!最上位機種の308がハカランダSIDE&BACKだったのに対し、307は一貫してローズウッドSIDE&BACKで作られていましたが、正直サウンドに関してはハカランダでもローズウッドでも大差ないように感じます(笑)!むしろハカランダより密度の高い中低域が出て、トータル・バランスではひょっとしたらハカランダよりローズの方がいいんじゃないかと思う位です。S.ヤイリ・ファンの中には、「ルックスの308、サウンドの307」なんて評する方もいらっしゃいますが、なるほどなるほどと思わせられるような力強く逞しいサウンドです。フラットピックで掻き鳴らせば、エッジの立ったかなり開いた攻撃的なサウンドで咆哮しますし、フィンガーで爪弾けば、芯のしっかりある昔懐かしいフォーク・ギター・サウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、小キズこそ散見出来ますが、年式から考えると非常に綺麗なコンディションを保っています!ボディー・トップにはポツポツと打痕が散見出来ますが、塗装の焼けも少なくかなり綺麗な顔付きです。SIDE&BACKにも小キズはちらほら見つかり、バックの1弦側肩部にはちょんちょんと塗装の白濁も見られますが、その他はジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁も無く、全体的に見れば非常に綺麗な状態と言えるでしょう。ヘッドのバインディングやボディー・バインディングの一部にいくらか変色も確認出来ますが、こちらは年代物故に致し方ない部分でしょう。

そして驚くべきはネックのセット角の深さです。特にネック・リセットをした形跡はありませんが、理想的なネック角でサドルも驚くほどサドルから出ています。ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度と、昭和S.ヤイリとしては非常に優秀な弦高にセッティングされています。その状態でサドルは全体的に4mmほどブリッジから出ていますので、ネック角の良さが窺えます。フレットはローフレットに少し弦の跡が付いている程度でまだまだ充分な高さが残っています。

SIDE&BACK合板モデルとは、やはり音の密度が違う流石の上位機種サウンドを是非お試しください!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。 

SN:18729