Taylor 314C 1999年製
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テイラー一番人気の314のカッタウェイ付き生アコ・バージョン314Cが入荷しました!!

今やマーチンと肩を並べる大手アコースティック・ギター・メーカーへと急成長したテイラー・ギター。その使い勝手の良さから、多くのプロ・ミュージシャンがライブやレコーディングでテイラー・ギターを多用し、王者マーチンも最近ではテイラーを追いかけるような新製品を出すなど、アメリカのアコースティック・ギター市場では外すことの出来ないビッグ・メーカーとなり、日本でもここ20年ほどで認知度を急速に上げ、今や売上シェア、人気共にマーチン、ギブソンと肩を並べる3大アコースティック・メーカーになりました。今回入荷はそんなテイラー・ギターの中でもオール単板というスペックと、値ごろな価格で一番の売り上げを誇る300シリーズの314C。生アコ・メーカーからエレアコ・メーカーに転身する頃の1本で、生ギターとしてしっかり鳴ってくれる1本です!

ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・サペリSIDE&BACK、トロピカル・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44.5mmナット、25.5インチ・スケールのグランド・オーディトリアム・カッタウェイ・ボディー。このボディー・サイズは幅16インチとドレッドノートとほぼ同寸でありながら、ウエストの括れたボディー形状で抱えやすく、サウンド・ボリュームとプレイヤビリティーの絶妙なバランスからテイラー・ギターの中でも最も人気のあるボディー・シェイプです。加えて300番シリーズからオール単板ボディー仕様となる為、サウンド・クオリティーに対するコスパも高く、それ故に300シリーズはテイラー一番の人気モデルとなっています!

サウンドはテイラーらしい素直で透明感のあるサウンド!サペリはマホガニーの代替え材として良く活用されていますが、マホガニーより更にすっきりとした透明感と、はっきりとした音の輪郭があるように思います。マホガニーならではの甘く優しい音色を期待するとちょっと期待外れかも知れませんが、マホガニーの素直で透明感のあるサウンドが、よりタイトで粒立ち良くなったサウンドを想像して頂くと良いかも知れません。オール単板ボディーなので、音量感も充分です。この頃の生アコ・テイラーって現在のエレアコ・テイラーより生楽器としてしっかり作られている感があり、ふくよかさと奥行き感が違うように感じます!

楽器のコンディションは、年式なりの小キズや使用感がありますが、遠目にもド派手に目立つキズも無く、まずまずの良品中古って感じです。ボディー・トップにはコツコツと小さな打痕が散見出来、ボディー・エンド部付近にやや目立つ引っ掻きキズがありますが、少しトラ杢の入ったスプルースの杢と相まってそんなには気にならないかと思います。ボディーの角、バインディングの上の塗装は擦られてチップしている箇所やテイラー特有の白濁などが見られます。バックに1cmくらいの打痕があり、塗膜が白くなっていますので、やや目立ちますね。また、ぱっと見気付かないと思いますが、ヘッド・トップのトップ・コートは一層剥がされているようです。テイラーのヘッドってペグのワッシャーの周りの塗装が浮いたり角が白濁してきたりしているモノも多いですが、恐らくトップ・コートの浮きが気になったのでしょう、ペロンと1枚トップ・コートが剥がされています。光にかざして見ると表面上にガサツキがあり、杢目の引きなんかも見られますが、無様に白濁したヘッドよりはこっちの方がむしろ潔くて良いと思います。今後白濁する心配もありませんしね(笑)。生アコなんでPUは搭載されていませんが、エンドピンは12.5mm対応のオリジナル・ピンなので、PUを付けたい方はエンドピン穴の加工無しに付けられます。自分好みのPUをインストールするのも手ですね!

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕があります。フレットはうっすらと弦の跡が付いている程度で、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。

テイラー・ギターの中ではコスパの高いこのモデルも、現在では驚くほどの高値になっているようです(汗)。オール単板の格安テイラーを是非!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:990326026