販売済Three S TG-005 1970年代

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

激レア中の激レア!!スリーSトルバドール・シリーズ上位機種TG-005が入荷しました!!

名古屋スズキ・バイオリンが製造販売していたスリーS。数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも特にマニアックなファンの多いブランドです。そしてスリーSの中でも特に稀少で人気の高いのがトルバドール・シリーズ。小ぶりなボディーに12フレット・ジョイントというトラディショナルなスタイルは他メーカーには無かった為、今となっては非常に斬新でレアなモデルとして珍重されています。そして今回入荷はそんなトルバドール・シリーズの中でもダントツの人気を誇るTG-005!かつてはイカ天バンド、タマのギタリストが使用していた事で人気を博しました。まぁ今更タマでも無いでしょうが、何故かこのTG-005だけは人気の衰えを知らず、それどころかどんどんと市場価格も上昇している幻のレア・アイテムです!

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44.6mmナット、640mmスケールの12フレット・ジョイント00ボディー。ヘッドにはトーチ・インレイが入れられ、アバロンのヘキサゴン・ポジション・マーク、ボディー・トップ&サイドにはアバロン風セルに因るパーフリングが施された00-45スタイル。00-45スタイルとは言え、ボディー・バックにはパーフリングは入れられておらず、ボディーを取り巻くパーフリングは本物の貝では無くアバロン風のセルです。それでも本物のアバロン貝が使われたポジション・マークと相まって、当時の高級機種らしいエレガントなオーラびんびんです!

そのサウンドは、00サイズらしいレスポンスの良い出音に12フレット・ジョイントならではの音の奥行き感、ふくよかさが加味され、なるほど人気になりますよね~的なサウンドです(笑)!SIDE&BACK合板なので、オール単板ボディーほどのふくよかさはありませんが、それが逆にレスポンスの良さに繋がっていてバランスの良いサウンドになっています。フラットピックで搔き鳴らせば、音の塊感こそコンパクトながら、そこそこ音圧のあるサウンドが得られますので、声の大きい人のバックの演奏なんかでも充分活躍してくれるかと思います。フィンガーで爪弾けば、12フレット・ジョイントならではのふくよかで余韻のある美しい音色を奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでこの楽器ならではの魅力あるサウンドをご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、年式なりの小キズや使用感、経年感などありますが、遠目にもド派手に目立つような大きなキズやダメージは無く、年式、型番などから考えると、まずまずの美品コンディションと言えるかと思います。ボディーにはポツポツと小さな打痕がそれなりの数確認出来ますが、いずれのキズもビンテージ・ギターらしい極普通のキズばかりですので、取り立てて気になる程の箇所は無いかと思います。また、ネックと指板材の収縮率の違いで、ネックと指板の境目に少し段差が出来ています。普通ネックの方が収縮が激しく、指板の方が外の出っ張る感じのものが多いですが、こちらの個体は珍しく指板の方がより縮んでいて、ネックの方が指板より少し飛び出ている感じになっています。意識し出すと気になるかもですが、普通に演奏している分には慣れてしまうと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.4mm、1弦側2.1mm程度のセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕がありませんが、もう少しだけなら弦高を落とす事も可能です。フレットはローフレットにいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

買おうと思ってもそうそう見つからない超人気機種!お探しだった方はお早めご検討下さい!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:100011