超レア!!1980年に限定発売されたCJ-8Xが入荷しました!!
ヤマハ・カントリー・ジャンボ・シリーズがスタートしたのは1977年の事。1975年に発表されたL四天王の1つであるL-52は80年夏頃にモデル名がCJ-52となり、CJシリーズの最上級モデルとなりました。今回入荷のCJ-8Xは、同じく80年の12月にCJ-52の廉価版として限定発売されたモデルです。ブラック・フェイスにホワイトWガード、、もう気分はCJ-52ですね!
ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・バーチSIDE&BACK、NECK材は不明、ローズウッド指板&ブリッジ、実測44.1mmナット、651mmスケールのヤマハ・カントリー・ジャンボ・ボディー。
サウンドはジャンボ・ボディーらしいたっぷりとした音量感のあるダイナミックなサウンド!バーチはメイプルにサウンド傾向が近いため、メイプル系ボディーらしい粒立ちが良く煌びやかなサウンドと、ジャンボ・ボディーならではの腹の底から響いてくるような胴鳴り、たっぷりとした中低域などが混然一体となり、艶やかで透明感がありながらもパワフルで存在感のあるサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、バウンバウンと弾むような中低域に煌びやかで粒立ちの良い高音がブレンドされ、遠鳴りのする力強いサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば、バーチならではのコリッとした粒立ちの良さと艶やかな音色が強調され、深いリバーブ感を伴った美しいサウンドが得られますので、大きいボディーでありながらもあらゆるプレイ・スタイルに対応出来るサウンドになっています!
楽器のコンディションは、年式なりのキズや使用感があります。。いや、年式以上かも知れません(笑)。めちゃめちゃ激しいストローク・プレイをしていたようで、1弦側サウンドホール脇はピッキングに因り木部が削れ、1弦側PG下からボディー・エンドに掛けて無数のピッキング跡が確認出来ます。激しいストローク・プレイでサウンドホール周りからPG下まで広範囲に渡り塗装が剥がれてしまったようで、黒くタッチアップされています。決して綺麗なタッチアップでは無く、黒い色をぺちょぺちょと塗った感じです。トップにはその他にも打痕が多数あり、こちらもあっちこっちタッチアップされています。近くで見るとタッチアップ跡はすぐに分かりますが、少し離れてしまえば大して気にならないので、まぁがっつり弾き込まれた感が嫌いでなければどうという事も無いでしょう。バックにもバックルキズが盛大に付いていますので、決して美品ビンテージではありませんが、ネック裏などはキズも少なく、演奏性は非常に良いです。
ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.4mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは一度リフレットされているようで、思いの外減りは無く、充分な高さが残っています。
なかなか激しく使い込まれた個体ですが、このお値段でこのルックスなら文句なしじゃないでしょうか?!
ケースは汎用のギグ・バッグが付属します。
SN:001021