YAMAHA FG-500 1971年頃
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  • 配送期間:1-3日1

赤ラベルFGの最高峰FG-500!!年式の割には相当綺麗な美品ビンテージが入荷しました!!

ヤマハ伝統のFGシリーズ。1966年に産声を上げたヤマハFGシリーズは、現在に至るまでヤマハ・アコースティック・ギターの中核を成すシリーズとして人気を博しております。1974年からスタートしたヤマハLシリーズの登場で、1975年頃からはどちらかと言えばエントリー・モデルのシリーズとして定着しましたが、それまではヤマハ・アコースティック・ギターそのものとして名器FG-1500やFG-2000などを含む高級機種も生産されていました。今回入荷はジャパン・ビンテージ・ブームの火付け役にもなったヤマハ赤ラベル期の1本。FG-2000が登場するまではヤマハFGシリーズの最上位機種として人気を博したFG-500の入荷です!

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ハカランダSIDE、ソリッド・ハカランダBACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44.7mmナット、実測約635mmスケールのヤマハ・ウエスタン・ボディー。ネック・グリップは当時のヤマハらしいややVシェイプの握りごたえのあるしっかりとした太めのネック。赤ラベルFGとしては、唯一(12弦除く)TOP&BACK単板という豪華スペックで、しかもハカランダを使っている事もあり、その他の赤ラベル・モデルとは別で考えられる、マニア垂涎の稀少モデルです!年式に関しては、シリアルが1始まりのように見えますので、71年製かと思われますが、印字が薄くなっていて判読不能です。見ようによっては2に見えなくもない、、感じです。

サウンドは豪快で爆発力のある赤ラベルFGサウンド!バリッとエッジの立ったサウンドで、豪快にラウドに鳴るサウンドは、他の赤ラベル同様ですが、TOP&BACK単板ゆえに、ただパワーで押し切るだけでなく、懐の深い弾力性のある中低域が加味され、赤ラベルらしい荒削りでストレートなサウンドながら、艶と色気のあるトーンで、流石に上位機種らしい高級感のあるサウンドを響かせます!フラットピックで搔き鳴らせば、ガツンと音が立ち上がり、ハカランダ・ボディーらしいエッジ感のあるパワフル・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもハカランダらしいツルンとした艶感のある音色が得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで古き良き時代のヤマハ・サウンドをご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは当然小キズは散見出来ますが、トータルで見れば年式の割には相当綺麗な美品コンディションです!全体的にコツキズや擦り傷など、それなりに有りますが、遠目にもド派手に目立つようなキズは無く、50年以上前に作られた楽器として考えればかなり綺麗な状態を維持していると言えるでしょう。もしも気になる箇所があるとすれば、、、ヘッドの3弦側先端角をぶつけて5mmほどセル・バインディングが欠損している箇所があります。また、7フレット裏の1弦側寄りに小豆大のペコッと少し凹んだ打痕がありますので、ネック裏のキズは絶対NGという方には不向きかも知れません。が、演奏上は全然気になることも無く、見た目も少し凹んでいるだけでほとんど目立ちませんので、50年オーバーのビンテージ品として見て、これらが気になるという方も居ないでしょう。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.0mm程度と、この年式のヤマハとしてはこの上なくベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕があります。フレットは1、2弦を中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。

この辺のヤマハ・ビンテージもいつの間にかかなり高騰してきています。お探しだった方は是非お早めご検討下さい!

ヤマハ・ハード・ケース付き