販売済YAMAHA FG-580 1973年製

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

ヤマハFGらしい豪快な鳴り!!73年製FG-580が入荷です!!

ヤマハ伝統のFGシリーズ。1966年に産声を上げたヤマハFGシリーズは、現在に至るまでヤマハ・アコースティック・ギターの中核を成すシリーズとして人気を博しております。1974年からスタートしたヤマハLシリーズの登場で、1975年頃からはどちらかと言えばエントリー・モデルのシリーズとして定着しましたが、それまではヤマハ・アコースティック・ギターそのものとして名器FG-1500やFG-2000などを含む高級機種も生産されていました。今回は伝説の赤ラベルFGからリニューアルされた通称グリーン・ラベル期のFG-580が入荷しました!

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ニューハカランダ(ホンジュラス・ローズウッド)SIDE、ソリッド・ニューハカランダ(ホンジュラス・ローズウッド)BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44.2mmナット、637.2mmスケールのヤマハ・オリジナル・ジャンボ・ボディー。昔のヤマハらしいガッチリとした作りで、ネックもかなりごつめのラウンド・ネック。細いネックがお好みの方にはちょっと厳しいかも知れませんが、がっちりとしたグリップ感は手に馴染み、何よりヤマハFGの豪快パワフル・サウンドはこのネックあってこそでしょう!

サウンドはヤマハらしい武骨で骨太なパワフル・サウンド!ガツンと音が立ち上がり、ダイナミックで力強いサウンドを響かせます。Lシリーズに比べ、この頃のFGはスケールが短めな分、音もワイルドに鳴るように感じます。実際ベテランのプレイヤーの中にはLシリーズよりもFGシリーズの方がパンチが効いたサウンドだと評価する方もいますので、Lシリーズの煌びやかなサウンドとはまた一味違う、野太く豪快なFGサウンドをご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感はありますが、塗装の焼けなどは比較的少なく、トータルで判断すれば年式の割には綺麗なコンディションと言えるでしょう。ボディー・トップやバックにはそれなりの打痕や擦り傷、引っ掻きキズ等ありますが、50年前に作られた楽器として考えれば、そんなに気になるキズは無いかと思います。ネック裏にもコツコツとぶつけた浅い打痕が沢山付いていますので、ネック裏のキズは絶対イヤという方には不向きですが、演奏上は何ら気にならないかと思います。ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁は所々にふわっと兆候が見られる箇所もありますが、この豪快な杢目に目が行き、まず気になるレベルではありません。ペグは新しい物に交換されています。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.1mm、1弦側1.9mm程度と、この年代のヤマハとしては究極低いセッティングになっています。サドルにはもうほとんど余裕がありませんが、さすがにこれ以上弦高を落とす必要も無いでしょうし、場合によってはサドルを作り直してもう少し弦高を上げても良いかもしれませんね。フレットは擦り合わせされ、気になるような凹みも無く、一番減っている箇所でもオリジナルの6~7割程度の高さが残っています。

昭和のヤマハ・サウンドをお楽しみ頂くにはうってつけの豪快なサウンドをお楽しみ頂けます!

ケースもヤマハ・オリジナル・ハード・ケースが付属します。

SN:30518