YAMAHA L-55 Custom Jacaranda 1980年製
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今だ根強い人気を誇るLシリーズの最高峰!!L-55 CUSTOMの稀少な初年度物が入荷しました!!

ヤマハ伝統のLシリーズ。1974年に高級手工モデルとしてL-31が発表され、その翌年75年にはL四天王と呼ばれるL-51~L-54が発売されます。そんなL四天王の発売から遅れる事5年、1980年にLシリーズの最高峰、フラッグシップ・モデルとして発売されたのがこのL-55です!当時の持てる技術の全てと、最上級の素材をふんだんに使用したヤマハを代表する最高級モデルです!

最高級エゾ松単板TOP、最高級ハカランダ単板SIDE&BACK(バック3ピース)、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43.2mmナット、651mmスケールのヤマハ・オリジナル・ジャンボ・ボディー。ボディーのTOP&BACKやヘッド周りに入れられたアバロン・トリムが美しく、ヘッドのLインレイや、ダブル・アバロン・リングで飾られたサウンドホール・ロゼッタなど、贅を尽くした最上級と言う名に相応しい存在感満点なギターです!

そのサウンドはヤマハらしいパワフルでダイナミックなサウンドながら、最上位機種に相応しい煌びやかさ、倍音感も豊かな素晴らしいサウンドです!ヤマハならではの骨太でゴツンとくる中低域に、煌びやかで透明感のある、倍音豊かな高音部がミックスされ、力強くも美しい、奥行きの深いサウンドになっています。フラットピックで掻き鳴らせば、ヤマハらしいパワフルなサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば倍音感豊かな美しいサウンドを響かせます!

楽器のコンディションも、小キズは有るものの、年式から考えると、全体的にはまずまず綺麗なコンディションを保っています!ボディー・トップには小さな打痕やウェザーチェックが散見出来ますが、SIDE&BACKからネックに掛けては目立つような派手なキズは無く、かなり綺麗な状態を保っています。現在はオリジナルのTM50Gペグに戻されていますが、残念ながらシャーラーか何かに交換していた時期があるようで、よくよく見るとヘッド裏のペグ横にネジ穴を埋めた修理跡が確認出来ます。ヘッド裏全体の塗装をリフィニッシュしていますので、タッチアップの穴埋め程目立ちません。ヘッド裏のリフィニッシュとオリジナルの塗装の境目も肉眼では全く分かりませんので、ぱっと見には気になる程でも無いかと思います。また、日本製のギターに良く見られるブレーシングの接着跡の日焼け?がトップに1本だけうっすら見られますが、こちらも年代物の日本製のギターとしては致し方ないところでしょう。ピックガードはべっ甲柄のモノに交換されていますが、よりオリジナルっぽい雰囲気に戻したければブラック・ガードに交換し直すというのも手ですね。過去にPUを付けていた時期もあるようで、エンドピンはオーバー・サイズのモノにリプレイスされていますが、ぱっと見には普通のエンドピンに見えるモノが使われています。ブリッジ下には穴は開いていません。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕が有りますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。

年々状態の良い個体が少なくなってきて、どんどんと高騰を続ける昭和の名モデル。ナイス・コンディションの1本を是非!!インナー・ラベルには勿論テリー中本氏のサイン入りです!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:0780