およそ時の流れを感じさせない極美品中古！！ヤマハLLシリーズ中位機種LL-10Jが入荷しました！！

ヤマハ伝統のLシリーズ。今回入荷は2000年当時のLLシリーズの中位機種LL-10J。台湾高雄工場製とは言え、上位機種のLL-23J同様のアバロン・トリムが施されたなかなか豪華なルックスの1本です！

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ニューハカランダSIDE＆BACK、マホガニーNECK、縞黒檀指板＆ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.4ｍｍナット、651ｍｍスケールのヤマハ・オリジナル・ジャンボ・ボディー。サウンドホール・ロゼッタとボディー・トップのトリムのアバロンはもちろん本物の貝が使われていますので、ぱっと見かなり高級感があります。現在のヤマハ・チャイナ工場製のギターもコスパ素晴らしいですが、この当時の高雄工場製のヤマハも日本製に劣らない高品質でリーズナブルな製品を生産しており、今なお高雄工場製のヤマハは高く評価されています。

サウンドはLボディーらしい豊かな低音に煌びやかな高音がブレンドされ、ハイからローまでバランスよく鳴ってくれる心地よいサウンド！スキャロップ・ブレーシングで、ドワンッと弾むような低音に、倍音豊かな高音、煌びやかながらソリッドな中音のバランスが素晴らしく、ヤマハらしいダイナミックで美しいサウンドをご堪能頂けます！フラットピックで掻き鳴らせば、エッジ感のある煌びやかで艶のあるストローク・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても、ヤマハらしいコリッと粒立ちが良く艶やかな高音に、スキャロップ・ブレーシングならではの弾むような中低域が全体をまとめ上げ、プレイ・スタイルやジャンルを問わずオールマイティーにお使い頂けるサウンドになっています！

 楽器のコンディションはほとんどキズの無い極美品コンディションです！とても20年以上前に作られた楽器とは思えないような綺麗なコンディションを保っています。ペグのゴールド・メッキの劣化もほとんど無く、ぱっと見には新品？と思うくらいに綺麗な状態を維持しています。唯一0フレットの裏の1弦寄りにポツンと2ｍｍくらいの小さな打痕がありますが、その他はほとんど経年感すら感じさせませんので、デッドストック品と言われても違和感の無い綺麗な状態を維持しています。光にかざして子細に眺め回していくと、PG上にはピッキング跡があり、ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁がボディー・サイドの両ウエスト部に極々微かにその兆候が見られますが、よほど丁寧に見ない限り気付きもしないような些細な兆候なので、まず気になるレベルでは無いでしょう。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.8ｍｍ、1弦側1.8ｍｍ程度のセッティングになっています。現代の流行りの弦高から言うと6弦側がやや高めですが、1弦側が逆にかなり低い分、弾いた感じは非常に弾き易いプレイヤビリティーになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かに弦の跡が付いている程度で、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。

このルックス＆サウンドでこのお値段ならかなりお買い得な逸品かと思います！初心者の方のエントリー・モデルとしてはもちろん、ベテランの方の使用にも充分耐えうるクオリティーの1本です！

ケースはマーチンのギグ・バックが付属しています。ファスナーのつまみが1つ取れて、ギブソンのキーホルダーで代用されています。ケースだけ見るとマーチンとギブソンの夢のコラボですね（笑）！

SN:QZ-025