ポチッと1つだけやや目立つキズがありますが、それ以外は相当綺麗なヤマハの名作LS26の入荷です!!
ヤマハ伝統のLシリーズの30周年目に当たる2004年、Lシリーズは大幅な全面リニューアルを敢行、1974年から続いてきた伝統のLサウンドを継承しながらも、より現代のミュージック・シーンや奏法にマッチングするギターとして生まれ変わりました。今回入荷は2019年製のLS26。名器S-51のコンセプトを受け継ぎつつも、より汎用性の高いモデルとして人気の機種です!
ソリッド・イングルマン・スプルースTOP(A.R.E.)、ソリッド・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニー/ローズウッド5ピースNECK、エボニー指板&ブリッジ、44mmナット、650mmスケールのヤマハ・オリジナル・フォーク・ボディー。オープン・バック・ギア・チューナーやメイプル・バインディングなど、ビンテージ・フレーバー溢れるデザインで、FGシリーズを彷彿とさせる外観。サウンドも36とはかなり違い、36が貝巻きモデルならではの煌びやかで優しいサウンドなのに対して26はよりストレートにダイナミックに音が飛ぶ、どちらかと言えばマーチン28スタイルのパワフルなサウンドに仕上げられています。
そのサウンドはフォーク・ボディーならではのレスポンスの良いサウンドながら、深胴によるたっぷりとした音圧も得られ、バランスの良いオールマイティーに使えるサウンド!LLの胴厚が125mmなのに対してLSは120mm。一般的なフォーク・タイプのギターよりもかなり深胴に設計されていますので、中低域の出も良く、且つ粒立ちも良いちょうど使いやすいサウンドに仕上げられています。フラットピックでかき鳴らせば、サウンド・バランスこそ違えど、ドレッドノート・ボディーにも負けないくらいの音量感が得られますし、フィンガーでつま弾けば粒立ちが良くバランスの取れたサウンドを響かせますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わずオールマイティーにお使いいただけるサウンドかと思います!
楽器のコンディションは1つだけやや目立つ打痕がありますが、それ以外は年式から考えても相当綺麗なコンディションを維持しています!やや目立つキズと言うのは、、ボディー・トップの6弦側ブリッジ・ウィング下辺りに5mm径くらいのゴチッとぶつけた打痕があります。塗膜がペコッと凹んでいますので、見る角度によっては塗膜が白く見えやや目立ちます。5年間ガンガン使ってきた楽器なら他にも打痕や擦り傷が入ってそんなに気にならないのかと思いますが、他が綺麗なだけにやや目立ちます。また、もエンド部付近にも数ミリのうっすらとした打痕がありますが、こちらは浅いキズなので、まず気になるレベルでは無いでしょう。その他には光にかざして子細に眺め回していくと、ボディー・バックにスレ程度の擦り傷が少々、ネックの4フレットの6弦側の脇にポツッと打痕が1つ見つかりますが、トップのキズを許容頂ける方なら気付きもしないレベルかと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りも無く、ほぼ10割の高さが残っています。
このモデル、非常に良いギターだったのにいつの間にかディスコンになっているようですね。。最終的な販売価格は¥385.000でしたからチョコキズ有りとは言え、このお値段なら大納得のクオリティーかと思います!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:HPY021A